サピックス 授業動画 理科6年生 630-07 太陽と月

サピックス

理科の動画「太陽と月」を見ました。

春期講習では2つの単元に分かれていましたが、通常授業ではまとめて復習的にも、取り組めますね。とはいえ、日食や月食はこの単元で学びますので、しっかり押さえましょう。

おかし
おかし

月食は赤銅色!

それでは始めましょう!!

  

動画を見る前にしておくこと

「科学の図鑑」と「科学の眼」を読んで、「クロスワードパズル」を解きましょう

◆基礎を固めたい場合◆

①デイリーステップ【2】~【6】を解きましょう
②デーマ【1】~【3】を読みましょう
③確認問題【3】【5】【6】を解きましょう

◆さらに挑戦したい場合◆

①確認問題【7】【8】を解きましょう

構成

1.コアプラス確認テスト・デイリーチェック
2.今回のポイント
3.確認問題(確認3,5,6)
4.確認問題(確認7,8)
5.今回のまとめ
6.学習のすすめ

1.コアプラス確認テスト・デイリーチェック

コアプラス

星の動きを理解しましょう、特に、星の表面温度などについては、まとめて覚えちゃいましょう。
(2)天頂、は観測者の真上をさします、真上を通るのは一等星ベガです。真東から真南に沈むのは、オリオン座の3つ星です。南の空の低い部分を通るのはさそり座のアンタレスの動きです。(3)年周運動を1日に直して1度、となります。(4)線の始まりと終わりを確認します。オリオン座左上の赤いベテルギウス、右下の青いリゲル、となります、方角は西です。(5)表面温度は、高いものから低いものへ並べると、青白色(リゲルやスピカ)→白色(シリウスと夏の大三角のベガ、デネブ、アルタイル)→黄色(プロキオンなど)→橙色→(アルデバラン)→赤色(アンタレス)となります。

(7)では日周運動と年周運動、反時計回り、を理解して解きます。

日周運動:1時間あたり約15度(360度÷24時間)
年周運動:1か月あたり約30度(1日当たり1度から、30日で30度)

年周運動から考えると、3月16日から8月17日までは約5か月なので+150度進みます。次に日周運動は20時から0時なので、+60度進みますので、位置は合わせて+210度すすむので、時計回りに進めて答えを求めます。書いて考えるようにしましょう。

デイリーチェック

1⃣
地球の時間と、その時の月の形、おさらいしましょう。月の公転図に影を書いて月の形を書き、次に地球の時間を書き込んでしまいましょう。

2⃣
(1)南中時刻を考えると約0時くらいになります。(3)下記はなかなか難しいですが、時系列をまとめればわかります。月の場合は、日付をまたいで沈むことがあります。引っかからないようにしたいですね。

2.今回のポイント

太陽

太陽について、下記の赤字を覚えておきましょう。

・自ら光を放っている[恒星]で、表面温度は約[6000]℃、表面にはまわりより温度の低い[黒点]がある。

・地球から太陽までの距離は約[1億5000万]kmで、太陽の直径は約140万km(地球の約[109]倍)

・グラフから、晴れの日は[太陽高度]は正午ごろ、[地温]は13時ごろ、[気温]は14時ごろにピークになります、の違いを理解します


グラフでは、最高値になる順番が、太陽高度→地温→気温、となっています。時刻がずれる理由は、太陽が放射熱で地面を温め、その熱が空気に伝わるためです。また最低値となる時刻は日の出の直前です、これは夜の間は放射で熱が逃げ続ける為です。

月について下記の赤字を覚えておきましょう。

・地球の周りを公転している[衛星]。地球からの距離は約[38万]kmで、これは地球から太陽までの距離の約[400分の1]倍、月の直径は約3500kmで、地球の約[4分の1]倍、太陽の約[400分の1]倍

・月の大きさを1とすると、地球の大きさは4,太陽の大きさは400となり、距離は地球から月までは1とすると、地球から太陽までは400となります。

つまり、地球から見た月と太陽は[ほぼ同じ大きさ]に見える(月から見た地球は、地球から見た月より約[]倍大きくみえる)

月と太陽の関係、地球から見て同じ大きさに見えるのは、偶然です。

3.確認問題(確認3,5,8)

確認【3】

月は地球の周りを1周する間に1回自転します、つまり、月は地球にいつも同じ面を向けています。月から見ると、地球の位置は真上に見えます、月から見える地球の位置は変わりません。日食は地球から見た太陽を月が隠す現象です、その時の月は新月になります。

確認【5】

日食と月食の確認です。日食では、月の本影に入るのが皆既日食、半影に入るのが部分日食になります月食では、地球の本影に入っているのが皆既月食、半影に入るのが部分月食になります。月食では月が緩やかな弧をで欠けます、赤銅色にみえます。月の公転面と地球の公転面が一致していない為、このような月食や日食が毎回見れないです。
日食、月食はどういう風に欠けていくか、公転面のずれ、、、、なかなか知らないと解けないですね。

確認【6】

(1)月は地球の周りを1周する間に1回自転します、つまり、月は地球にいつも同じ面を向けています、は、先ほど学びましたね。(3)比の110:1を使います。ピラミッド型の相似の三角形を使います。

4.確認問題(確認7、8)

確認【7】

(1)季節は地軸の傾きから冬至、とわかります。(3)冬至の南中高度は、90-その土地の緯度-23.4度です、南中高度が0度から逆算します。(4)3か月後は春分になります、春分の日の南中高度は90-その土地の緯度、ですので、54度と求まります。(5)東経が1度大きくなると、南中時刻が4分早くなります、32分遅くなるのは、東経が8度小さい、と分かります、東経132度となります。

確認【8】

(1)太陽が高い方角が南です。(2)Fは太陽高度です、ZEとEDの長さが7:11なので、Fの角度は90度を比で18分の11に分けて求まります。(3)数直線を書くとわかりやすいです、9時30分から8時30分が30mmから、1mmが2分、とわかります。(4)日の出はAになります。(5)日の入りはBです、南中時刻に昼の時間の半分を引きます。

5.今回のまとめ

日食と月食

日食、月食の違いは、理解しておきましょう。

皆既日食が起こる場合

 月の本影の位置で皆既日食が見える
 月の半影の位置で部分日食が見える

金環日食が起こる場合

太陽に月が重なる日食の時で、且つ、見える新月が太陽より小さい時に金環日食になります月の公転軌道が円ではなくだ円なので、地球から遠い時に小さく見えます

 月の擬本影の位置で金環日食が見える

皆既月食が起こる場合

地球の[本影]に月が完全に入ると[皆既月食]、一部が入ると[部分月食]になる

欠け方

日食は右側から欠けていきます、皆既後は右から満ちていきます。
月食は左側から欠けていきます、大きな地球が重なるので、弧の欠け方が緩やかになります、皆既の時は赤銅色に見えます、皆既後も左から満ちていきます。地球の大気による光の屈折の為、赤銅色に見えます。

6.学習のすすめ

♦基礎を固めたい場合♦

①デイリーステップ【1】を解いてデイリーチェックの複数を行いましょう。
②確認問題【1】【2】【4】【11】を解きましょう
③ポイントチェックを解きましょう。

◆挑戦したい場合♦

①デイリーステップ【1】を解いてデイリーチェックの複数を行いましょう。
②確認問題【4】【9】【10】~【12】を解きましょう
③発展【1】~【3】を解きましょう。
④ポイントチェックを解きましょう。
⑤コアプラスと理科資料の関連項目を見ましょう。

まとめ

太陽と月の動きを理解すれば、日食、月食が分かりやすくなります。身近な天体なので、興味をもって取り組んでほしいです。

おかし
おかし

生きてるうちに、日食は見ておきたいですねー

  

最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。

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