理科の動画「太陽と月」を見ました。
春期講習では2つの単元に分かれていましたが、通常授業ではまとめて復習的にも、取り組めますね。とはいえ、日食や月食はこの単元で学びますので、しっかり押さえましょう。
月食は赤銅色!
それでは始めましょう!!
動画を見る前にしておくこと
「科学の図鑑」と「科学の眼」を読んで、「クロスワードパズル」を解きましょう
◆基礎を固めたい場合◆
①デイリーステップ【2】~【6】を解きましょう
②デーマ【1】~【3】を読みましょう
③確認問題【3】【5】【6】を解きましょう
◆さらに挑戦したい場合◆
①確認問題【7】【8】を解きましょう
構成
1.コアプラス確認テスト・デイリーチェック
2.今回のポイント
3.確認問題(確認3,5,6)
4.確認問題(確認7,8)
5.今回のまとめ
6.学習のすすめ
1.コアプラス確認テスト・デイリーチェック
コアプラス
星の動きを理解しましょう、特に、星の表面温度などについては、まとめて覚えちゃいましょう。
(2)天頂、は観測者の真上をさします、真上を通るのは一等星ベガです。真東から真南に沈むのは、オリオン座の3つ星です。南の空の低い部分を通るのはさそり座のアンタレスの動きです。(3)年周運動を1日に直して1度、となります。(4)線の始まりと終わりを確認します。オリオン座の左上の赤いベテルギウス、右下の青いリゲル、となります、方角は西です。(5)表面温度は、高いものから低いものへ並べると、青白色(リゲルやスピカ)→白色(シリウスと夏の大三角のベガ、デネブ、アルタイル)→黄色(プロキオンなど)→橙色→(アルデバラン)→赤色(アンタレス)となります。
(7)では日周運動と年周運動、反時計回り、を理解して解きます。
日周運動:1時間あたり約15度(360度÷24時間)
年周運動:1か月あたり約30度(1日当たり1度から、30日で30度)
年周運動から考えると、3月16日から8月17日までは約5か月なので+150度進みます。次に日周運動は20時から0時なので、+60度進みますので、位置は合わせて+210度すすむので、時計回りに進めて答えを求めます。書いて考えるようにしましょう。
デイリーチェック
1⃣
地球の時間と、その時の月の形、おさらいしましょう。月の公転図に影を書いて月の形を書き、次に地球の時間を書き込んでしまいましょう。
2⃣
(1)南中時刻を考えると約0時くらいになります。(3)下記はなかなか難しいですが、時系列をまとめればわかります。月の場合は、日付をまたいで沈むことがあります。引っかからないようにしたいですね。
2.今回のポイント
太陽
太陽について、下記の赤字を覚えておきましょう。
・自ら光を放っている[恒星]で、表面温度は約[6000]℃、表面にはまわりより温度の低い[黒点]がある。
・地球から太陽までの距離は約[1億5000万]kmで、太陽の直径は約140万km(地球の約[109]倍)
・グラフから、晴れの日は[太陽高度]は正午ごろ、[地温]は13時ごろ、[気温]は14時ごろにピークになります、の違いを理解します
グラフでは、最高値になる順番が、太陽高度→地温→気温、となっています。時刻がずれる理由は、太陽が放射熱で地面を温め、その熱が空気に伝わるためです。また最低値となる時刻は日の出の直前です、これは夜の間は放射で熱が逃げ続ける為です。
月
月について下記の赤字を覚えておきましょう。
・地球の周りを公転している[衛星]。地球からの距離は約[38万]kmで、これは地球から太陽までの距離の約[400分の1]倍、月の直径は約3500kmで、地球の約[4分の1]倍、太陽の約[400分の1]倍
・月の大きさを1とすると、地球の大きさは4,太陽の大きさは400となり、距離は地球から月までは1とすると、地球から太陽までは400となります。
つまり、地球から見た月と太陽は[ほぼ同じ大きさ]に見える(月から見た地球は、地球から見た月より約[]倍大きくみえる)
月と太陽の関係、地球から見て同じ大きさに見えるのは、偶然です。
3.確認問題(確認3,5,8)
確認【3】
月は地球の周りを1周する間に1回自転します、つまり、月は地球にいつも同じ面を向けています。月から見ると、地球の位置は真上に見えます、月から見える地球の位置は変わりません。日食は地球から見た太陽を月が隠す現象です、その時の月は新月になります。
確認【5】
日食と月食の確認です。日食では、月の本影に入るのが皆既日食、半影に入るのが部分日食になります。月食では、地球の本影に入っているのが皆既月食、半影に入るのが部分月食になります。月食では月が緩やかな弧をで欠けます、赤銅色にみえます。月の公転面と地球の公転面が一致していない為、このような月食や日食が毎回見れないです。
日食、月食はどういう風に欠けていくか、公転面のずれ、、、、なかなか知らないと解けないですね。
確認【6】
(1)月は地球の周りを1周する間に1回自転します、つまり、月は地球にいつも同じ面を向けています、は、先ほど学びましたね。(3)比の110:1を使います。ピラミッド型の相似の三角形を使います。
4.確認問題(確認7、8)
確認【7】
(1)季節は地軸の傾きから冬至、とわかります。(3)冬至の南中高度は、90-その土地の緯度-23.4度です、南中高度が0度から逆算します。(4)3か月後は春分になります、春分の日の南中高度は90-その土地の緯度、ですので、54度と求まります。(5)東経が1度大きくなると、南中時刻が4分早くなります、32分遅くなるのは、東経が8度小さい、と分かります、東経132度となります。
確認【8】
(1)太陽が高い方角が南です。(2)Fは太陽高度です、ZEとEDの長さが7:11なので、Fの角度は90度を比で18分の11に分けて求まります。(3)数直線を書くとわかりやすいです、9時30分から8時30分が30mmから、1mmが2分、とわかります。(4)日の出はAになります。(5)日の入りはBです、南中時刻に昼の時間の半分を引きます。
5.今回のまとめ
日食と月食
日食、月食の違いは、理解しておきましょう。
皆既日食が起こる場合
月の本影の位置で皆既日食が見える
月の半影の位置で部分日食が見える
金環日食が起こる場合
太陽に月が重なる日食の時で、且つ、見える新月が太陽より小さい時に金環日食になります。月の公転軌道が円ではなくだ円なので、地球から遠い時に小さく見えます。
月の擬本影の位置で金環日食が見える
皆既月食が起こる場合
地球の[本影]に月が完全に入ると[皆既月食]、一部が入ると[部分月食]になる
欠け方
日食は右側から欠けていきます、皆既後は右から満ちていきます。
月食は左側から欠けていきます、大きな地球が重なるので、弧の欠け方が緩やかになります、皆既の時は赤銅色に見えます、皆既後も左から満ちていきます。地球の大気による光の屈折の為、赤銅色に見えます。
6.学習のすすめ
♦基礎を固めたい場合♦
①デイリーステップ【1】を解いてデイリーチェックの複数を行いましょう。
②確認問題【1】【2】【4】【11】を解きましょう
③ポイントチェックを解きましょう。
◆挑戦したい場合♦
①デイリーステップ【1】を解いてデイリーチェックの複数を行いましょう。
②確認問題【4】【9】【10】~【12】を解きましょう
③発展【1】~【3】を解きましょう。
④ポイントチェックを解きましょう。
⑤コアプラスと理科資料の関連項目を見ましょう。
まとめ
太陽と月の動きを理解すれば、日食、月食が分かりやすくなります。身近な天体なので、興味をもって取り組んでほしいです。
生きてるうちに、日食は見ておきたいですねー
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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