理科の動画「森林と食物連鎖~基礎編~」を見ました。
夏期講習では、基礎編、標準編、発展編、と三部作になっています。基礎編では考え方や問題の解き方などを教えてくれています。標準編、発展編では、問題を解いていきますが、すべては基礎編で説明してくれていますので、問題が解けない場合は、基礎編を見ることをお勧めします!
動画は長くたくさんありますが、分かりやすいのでお勧めですよ。
動画を見る前にしておくこと
①理科コアプラス確認テスト(別紙)を3分前後で実施し、採点しましょう。
②デイリーチエックを8分前後で実施し、採点しましょう。
構成
1.コアプラスの解説
2.デイリーチェックの解説
3.テーマの解説
4.今回のまとめ
1.コアプラス確認テスト
目と耳の問題です。
目は、水晶体が厚みの変わるレンズ、毛様体が厚みを変えます、虹彩はひとみの大きさを調節します。網膜(スクリーン)に光を受け取って、視神経から脳へ刺激を渡します。
耳は、鼓膜が震えて、耳小骨も震えて、うずまき管が震えて、聴神経から脳へ刺激を渡します。下記は別画像ですが、動画説明とよく似ているため参考に添付いたします。詳しくは理科資料P56-57を参照しましょう。
膝関節、胎児も説明あります、こちらも理科資料P47参照しましょう。じん帯は骨と骨をつなげています。腱は骨と筋肉をつなげていますよ。
2.デイリーチェック
1⃣
ふりこの問題です。周期は長さと関係します。釘で長さが変わる問題はよく出ます、周期を間違えない様にしましょう。衝突は、速さと重さ、に関係します。
2⃣
理科資料p14-15を見ておきましょう。
プレパラートは、スライドガラスとカバーガラスを合わせたものをさします。顕微鏡を低倍率から使う理由は、視野を広くしておきたいからです。
3.テーマの解説
テーマ【1】
呼吸と光合成です。
光合成の材料は、二酸化炭素と水です、気孔(孔辺細胞)と根(道管)から取り込みます。蒸散も理解しましょう。
葉緑体が細胞の中にあって、光合成します。光エネルギーが必要で、でんぷんと酸素をつくります。
でんぷんは水に溶けないから、糖に分解されて師管を通って全身に運ばれます。
作られた酸素は呼吸で必要な分よりずっと多いので、気孔から出されます。
呼吸は、酸素と養分が材料です。二酸化炭素と水ができて、活動エネルギーを生み出します!全身の細胞で行われています。呼吸でも気功から蒸散されています。
光が当たっている当たっていない、の呼吸と光合成のグラフを動画では紹介しています、理解しておきましょう。見かけの光合成量は、常に呼吸をしているからで、真の光合成量を出せるようにします。
グラフが2本の読み取りと説明あります。XとYの読み取りと比較です。真の光合成量はどっちが多いかとか、呼吸はどっちがおおいか、を読み取ります。日当たりが良く無いところでもYの方が育ちます。Xは光が無いと枯れますが、光があるとグングン育ちます。そういう考えまでできる様にしましましょう。陰生植物と陽性植物を確認しておきましょう。
テーマ【2】
森林です。順番はコケから考えてます。陽性植物が増えると陽樹が成長して、日陰ができて、陰生植物が増えてきて、陰樹の低木が増えてきます。陽樹が減って陰樹だらけの森林になります。極相と言います。火災流など発生したら、また、コケからです。全体の流れを覚えておきましょう!
日本の森林の分布も学びます。
日本は降水量は十分なので、気温で考えます。
針葉樹林は寒さ、乾燥に強いほとんどが常緑樹です。スギ、ヒノキなどですね。
夏緑樹林は、落葉広葉樹で冬の間は葉を落とします。夏が暖かく冬寒いなど、季節による気温の差が大きい所ですね。冬は森林の中が明るくなります。
照葉樹林は、常緑広葉樹です。
亜熱帯多雨林は、常緑、広葉ですが、少し種類が照葉樹林とは変わってきますよ。これらは、人の手が入ってない場合ですね。
テーマ【3】
食物連鎖です。
生産者、消費者です。植物が光合成で栄養分を作るので生産者です。食べて養分を取るのが消費者です。有機物を植物から動物へ渡していきます。分解者が有機物を無機養分に分解して、植物が無機養分を使いますね。呼吸のやりとりでは、酸素と二酸化炭素、光合成ですね。植物は酸素をたくさん出してくれています。食物連鎖のピラミッドで個体数も理解しておきましょう。食べられる側が圧倒的に個体数が多くないと成り立たないですよ。
4.学習のすすめ
動画を見た後にすること
デイリーステップを解きましょう。
まとめ
森林の単元は知識だけではなく、グラフでの光合成量や呼吸量の読み取りまであります。何度か経験しておけば、そんなに難しくないはずです。中身を理解して覚えるようにしましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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