サピックス 授業動画 理科6年生 630-30 地面の動き

サピックス

理科の動画「地面の動き」を見ました。

日本は地震が多いので、プレートの動きや地震の仕組みなどは、災害に対する知識としても知っておいたほうがいいですね。海嶺や海溝など、プレートの知識を知ったうえで、地震速報等見て興味がわいてほしいですね。

おかし
おかし

地震速報はP波を検知しているんですよ

   

〜基礎編〜

コアプラスの解説

植物の再徹底です。
(4)気孔は葉の裏側が多いです、柵状組織葉緑体孔辺細胞にも葉緑体があります、葉の表側が道管、師管は葉の裏側です。


(5)大豆が呼吸して、発熱し、気体が膨張します。水酸化ナトリウム水溶液は二酸化炭素を吸収します。気体の膨張を防ぐために、水につけていますよ。

デイリーチェックの解説

1⃣
ふりこの問題です。振れ幅はふりこの周期に関係ないです、周期は振り子の長さと関係します、を表から読み取りましょう。振り子の長さと周期の規則性はx2,x3なら、x4,x9に気付けるようにしましょう。(4)ではおもりの重心(合成)で考えます。

2⃣
生物実験と太陽の光と鏡の問題です。装置の中に入る光は1つの鏡からしか入りませんね。

テーマの解説

テーマ【1・3】地面の動きと地球の構造

地震・火山を学びます。地震が起こる仕組みは地球の構造が関係します。地震は地球の内部で起きています。日本付近の4つのプレートが関係します。地殻の下にプレートがあり、プレートの下にマントルがあり、マントル対流のためにプレートが動きます。二つのプレートがぶつかって密度の大きいプレートが沈み込みます。沈み込み部分に日本海溝があります。プレート間の境目で破壊がおこり、振動が発生して地震が起こります。太平洋プレートの東の端では、東太平洋海嶺(海の中の山脈)があります。

プレート以外の地震もあります、活断層が原因となって地震も発生します。火山活動でも地震が発生します。

テーマ【1】地震

地震によるゆれについてです。震源から真上にあるのが震央です。P波が早く、S波が遅いです。P波はたて波、S波はよこ波です。震源から遠いと、P波とS波の到達時間の差が大きくなります。
たて波とよこ波の違いは動画で道具を使って説明してくれています、とてもわかりやすいですね!
グラフではP波とS波が交わっているところが地震発生、となります。P波が最初に伝わると、初期微動が発生します。S波が伝わると、主要動が発生します。初期微動継続時間、とはP波とS波が伝わる時間の差、となります。初期微動継続時間が短いほうが、震源から近いです。グラフから、三角形のピラミッド型の比、を使って解く方法を学びます。震源距離と初期微動継続時間は正比例します。

マグニチュード(M)は地震の発するエネルギーの大きさです。マグニチュードは1大きくなると約32倍です、2大きくなると1000倍大きくなります。
震度(10段階)はその地点でのゆれの大きさを示す値です。最大は震度7です。0,1,2,3,4,5弱、5強、6弱、6強、7の10段階です。
緊急地震速報は、一番早く揺れる震央の一番早いP波を検知することで計算して、速報を出していますよ。震源が浅いと、緊急地震速報が間に合わない場合などもありえますよ。

〜標準編〜

確認問題の解説

確認【1】

地震の知識に関する問題です。プレートについて確認しましょう。大陸プレート(北アメリカプレート)と海洋プレート(太平洋プレート)があります。日本海溝で海洋プレートが沈み込みます。大陸プレートが跳ね上がることで海溝型地震が発生します、津波も発生します。大陸プレートのひび(断層)が動くことで発生する地震が内陸型地震です。

(2)たて状火山(キラウエア火山などで日本ではみられません)、溶岩ドーム(有珠山、平成新山など)、成層火山(富士山、浅間山、桜島など)、カルデラ(阿蘇カルデラ)があります。
マグマの粘り気なども確認しておきましょう。カルデラはマグマが噴出してできた地下の空洞が陥没してできた地形です。

(3)火砕流です、非常に危険です。速いと時速100kmです!

(4)火山ガスに一番含まれているのは水蒸気です。腐った卵のにおい、は硫化水素のにおいです。温泉のにおいですね。

確認【4】

ボーリング調査から地層の傾きを考える問題です。山頂の方向を等高線から考えます。岩石の知識は覚えておきましょう、チョウ石、花崗岩などですね。
今回は火山灰層だとわかりずらいので、デイ岩層に着目して考えます、着目した層の標高を書き込んで考えます。XY地点では南北方向に傾いていないことがデイ岩層からわかります。YZでは東が高い、西が低いことがわかります。Wから掘る深さは、デイ岩層とZ地点の情報から解きます。

確認【8】

地層の図からできた順を考えます。地層は下からできるのですが、少し考えましょう。②の断層が上側だけですね、不自然です。しゅう曲が上側だけです、こちらも不自然ですね。これらから、地層の逆転、を考えます。激しいしゅう曲が起きると、地層の逆転が発生します、今回の問題では、地層が逆転しています。④のマグマの貫入は断層で切られていないので、断層より後に発生してますね。

確認【10】

地震計算の問題です。算数の速さの問題と同じですね。初期微動継続時間などから考えます。動画ではグラフを使って丁寧に説明があります。グラフにわかる時間を書き込んでいくことで、解いていきます。速さと距離の計算で求めることもできますし、グラフの三角形の図形から、ピラミッド型の三角形の比を使って求めることもできます。

〜発展編〜

確認問題の解説

確認【12】

初期微動と主要動の時間などから、震源がどこかを考える問題です。初期微動継続時間を出して考えます。初期微動継続時間と距離が比例することから、各距離を比で計算します。

(5)では断層についての問題です。正断層、逆断層、力の向き、を確認します。水平にずれる、横ずれ断層の問題でもあります。左横ずれ断層、右横ずれ断層の力のかかる向きを動画では説明あります。

確認【13】

大陸移動説、の問題です。地球の誕生は46億年前です。示準化石の三葉虫がヒマラヤ山脈から出てきています。大西洋中央海嶺、日本海溝も押さえておきましょう

まとめ

主要動や初期微動継続時間など、計算問題も出てきますが、知識もしっかり押さえておきましょうね。

   

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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参考になるとうれしいです。

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