理科の動画「水溶液の性質①」を見ました。
酸性、中性、アルカリ性、と出てきますね、まずは知識の問題として覚えましょう。このあたりをキチンと覚えてないと、計算問題に発展していく時に、苦労しそうです。。。身のまわりでもよくある水溶液などから、日々の生活でも学んでいきたいですね。
牛乳やオンレンジジュースは水溶液?
構成
1.デイリーチェック
2.テーマの解説
3.理科の図鑑
4.学習のすすめ
1.デイリーチェック
金属の膨張の説明があります、膨張すると金属の穴が広がりますね。液ダメを温める温度計ですが、液ダメに空気が入っています。空気が膨張すると、押されて、棒の水位が下がります。下の容器の水位は上がります、下の容器の空気は外に追い出されますので、下の容器から空気が出るところをふさがない様にします。
熱の伝導、放射、対流です。空気は熱を伝えにくいです。エアコン(暖房)は風向きを下向きにしておくと暖かい空気が上に上がります。白い色は光を反射させます。地面が初めに温まり、その後に空気が温められますので、一日の温度が一番高い時間も14時ごろとすこし遅くなります。二重窓は間に空気を入れておくことで熱が伝わりにくくなります。灰をまくと雪が黒く汚れて、光を吸収して溶けやすくなります。熱はあたたかいところから冷たいところへ移動します。
カマキリの頭の触覚は、単眼の横から生えています。
冬の大三角は、プロキオン(黄)、シリウス(白)、ベテルギウス(赤)です。
サクラの冬芽は、理科の図鑑で写真で確認しておきましょう。
2.テーマの解説
ポイント① 温度と体積~膨張・収縮~
・水溶液の種類と特徴
身の回りの水溶液の特徴を学びましょう。
・水溶液の見分け方
特徴を覚えて、いろいろな調べ方から見分けることができるようにしましょう。
ポイント①ー1 水溶液の種類と特徴~融解・溶解・化学変化~
とけるということを確認します。
・氷がとける(融解)
・食塩が水にとける(溶解)
・卵の殻がお酢にとける(化学変化):卵の殻は炭酸カルシウムです。
食塩水から水を蒸発するには火を使います、水が完全になくなる前に火を止めます。水が無くなると、食塩の粒がはねて飛び散ります、これは、水が水蒸気になるときに沸騰して飛び散るので危ないです。
ポイント①ー2 水溶液の種類と特徴~水溶液の性質~
水溶液の性質も確認しましょう。
・水100g+食塩10g=食塩水110g (重さです、体積は増えません、間違えないように)
・透明(無色とは限りません)
・濃さが均一
水の中に飴玉や角砂糖をつるした時、飴玉からモヤモヤがでてきますね、これは砂糖が溶けたもので、水より重いので沈みます。
牛乳やオレンジジュースは水溶液ではありません(透明ではない)。
砂糖などが水に溶けると見えなくなるのは、粒が小さいからです。牛乳やオレンジジュースの粒は大きいので色がついています。泥水は泥の粒が大きすぎて沈みます。コーヒーフィルターなどに牛乳を通すと色が薄くなることがあります、つまりフィルターより粒が大きいのです。
ポイント①ー3 水溶液の種類と特徴~酸性の水溶液~
酸性の水溶液です、酸っぱいですね。下記は代表的な水溶液です。
名前 | 溶けている物質 | におい | 電気 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ホウ酸水 | ホウ酸(固体) | × | 〇 | ゴキブリのホウ酸団子とかですね。六角形の結晶。 |
酢酸水 | 酢酸(液体) | 〇(刺激臭) | 〇 | お酢です。 |
硫酸 | 硫酸(液体) | × | 〇 | 危険です。 |
炭酸水 | 二酸化炭素(気体) | × | 〇 | 弱い酸です。 |
塩酸 | 塩化水素(気体) | 〇(刺激臭) | 〇 | 危険です。胃酸は塩酸。 |
水に薬品をそそぐときは、薬品のラベルを上向きにします(垂れてラベルが読めなくなるのを防ぎます)。硫酸を混ぜる時は熱が出ます、水に硫酸を注ぎます。
においの有無、蒸発、などで、どの水溶液か、を見分けることができます。
ポイント①ー4 水溶液の種類と特徴~アルカリ性の水溶液~
アルカリ性の水溶液です。苦いです。
名前 | 溶けている物質 | におい | 電気 | 備考 |
---|---|---|---|---|
水酸化ナトリウム水溶液 | 水酸化ナトリウム (固体) | × | 〇 | パイプ洗浄液など。非常に危険です。 |
石灰水 | 消石灰(固体) | × | 〇 | 農業で使用したりします。 |
重そう水 | 重そう(固体) | × | 〇 | ベーキングパウダー(膨らし粉)です。 |
アンモニア水 | アンモニア(気体) | 〇(刺激臭) | 〇 | 放置された尿に含まれます。 |
水酸化ナトリウム水溶液はタンパク質をとかす性質があります。
消石灰(水酸化カルシウム)です。せっけん水はアルカリ性です、汚れを落とせます。漂白剤(塩素系)もアルカリ性です、混ぜると危険です。
ポイント①ー5 水溶液の種類と特徴~中性の水溶液~
中性の水溶液です。
名前 | 溶けている物質 | におい | 電気 | 備考 |
---|---|---|---|---|
食塩水 | 食塩(固体) | × | 〇 | 電気を通す中性は食塩水を覚えましょう。 |
砂糖水 | 砂糖(固体) | × | × | – |
アルコール水 | アルコール(液体) | 〇 | × | – |
砂糖を加熱すると黒く焦げます(カラメル)。焦げるのは炭素です。食塩は焦げません。
ポイント② 水溶液の見分け方
指示薬の性質を覚えましょう。
リトマス紙:酸性(青→赤)、アルカリ性(青→赤)
BTB溶液:酸性(黄)、中性(緑)、アルカリ性(青)
紫キャベツ:赤ピン村の(青)緑の木、で覚えます。赤・ピンクは酸性。紫は中性。青は重そう、緑はアンモニア、黄は水酸化ナトリウムでアルカリ性です。
①食塩水とホウ酸水の見分け方
・BTB液では、緑と黄、で違いあり
・蒸発させて、立方体と六角形の違いもあります。
・においや電気の違いはありませんね。
②アルコール水とアンモニア水の見分け方
・リトマス紙では、変化なしと赤→青、の違いあり
・蒸発では区別できません。
・においは、アンモニア水は刺激臭です。
・電気は、通す通さないで区別できます。
3.理科の図鑑
サクラです。ソメイヨシノです。サクランボです。花びら5枚、がくは5枚です。おしべがいっぱいあります。落葉樹です。冬芽があります。花が出てくる冬芽、葉っぱが出てくる冬芽の違いがあります。ソメイヨシノは自然界にありません。接ぎ木で日本全国に広がっていきました、すべて同じ遺伝子を持ったクローンです。桜前線はソメイヨシノの開花情報を使います。
まとめ
代表的な水溶液は早めに覚えちゃいましょう、何回も出てきますよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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