理科の動画「ろうそくと燃焼」を見ました。
ろうそくの炎って、最近の子供たちはあまり見ないんですかね~、キャンドルとかなら見やすいので、是非見てほしいですね。何が燃えているのか、どこが熱いのか、など知っていたら、キャンプでも人気になれるかもしれませんね(笑)
キャンプして、ろうそくとかの炎を見せたいですよね~
構成
1.デイリーチェック
2.テーマの解説
3.理科の図鑑
4.学習のすすめ
1.デイリーチェック
茎の内側が道管、外側が篩管です、葉では表側が道管、裏側が篩管になっています。篩管より道管の方が太いです。茎の中に形成層があるので双子葉植物と分かります。気孔は孔辺細胞で広がったり閉まったりします、孔辺細胞には葉緑体があります。根毛、成長点、も覚えましょう。大根に出ている細い根は、側根になります。チューリップは球根で育つユリ科です。葉の裏の方が蒸散が盛んです。葉の葉脈の並行脈の書き方を確認しましょう。比較実験では引き算して考えていく方法もあります。答え方は、1.0でも1でも構いません。おおいぬ座の1等星はシリウスです、一番明るいです。シリウスは-1.5等級です。数字が小さいものが明るいです。等級1つで約2.5倍違います、1等星と6等星は100倍の明るさが違います。
2.テーマの解説
・燃焼とは
・ろうそくの炎
・木材の蒸し焼き
ポイント① 燃焼とは
燃焼とは、の説明があります。
燃焼:物質が熱と光を出しながら激しく酸素と結びつき(酸化)、別の物質へ変化する。
・炭素+酸素 → 二酸化炭素
・水素+酸素 → 水
石灰水は二酸化炭素で白く濁ります。塩化コバルト紙は水に反応します。ろうそくの原料は石油(炭化水素)です。木炭を燃やすと二酸化炭素が出ます。炎は気体の燃焼です。
ポイント②ー1 ろうそくの燃焼~何が起きているか~
固体のろうがとけます。燃えると、炎の熱によって、固体が液体になります。毛細管現象で、ろうそくの芯が、液体のろうを吸い込み、気体になります。ろうの気体が燃えることで、炎の中に炭素と水素ができます、熱分解です。ろうの炎の中では不完全燃焼が起こっていますが、外の酸素と結びついて完全燃焼します。上昇気流が発生して、酸素が上に吸い込まれていきます、暖かい空気が上に上がっていきます。
芯の付近にガラス管を差し込むと、白い煙が発生しています、白い気体はろうの気体ではなく、ろうの液体や固体、となります。黒い煙は炭素が出てきています。
ろうそくに筒をかぶせる実験で上が空いていても、ろうそくの炎が消えます、上昇気流が発生しないから酸素が無くなります。
ポイント②ー2 ろうそくの燃焼~ろうそくの炎~
ろうそくの炎の作りです。炎心、内炎、外炎です。ろうそくの炎は内炎、です。外炎と炎心は見えないです。外炎は酸素と触れるので、完全燃焼しているので外炎が一番温度が高いです。内炎は不完全燃焼していて、炭素が「すす」となって、輝いて赤く見えます。
ろうそくに湿らせた割り箸をさすと、最初に焦げて黒くなるのは外炎です。ガラス棒をさしこむと、内炎の部分がすすがついて、黒くなります。
ポイント②ー3 ろうそくの燃焼~燃焼の条件~
燃焼の3条件
・燃えるものがある
・酸素が十分にある
・発火点以上の温度である
息を吹きかけてろうそくの炎が消えるのは、ろうの気体が吹き飛ばされて無くなるからです、燃えるものが無くなったからです。蓋をかぶせると酸素が無くなった為、消えます。アルコールランプを息で吹くとダメです、アルコールは気化しやすいので、どんどん気化するので、他ものに燃え移りやすいからです。すすがあまり含まれていないので、アルコールランプはろうそくほど明るくありません。アルコールランプの糸が燃えて短くならないのは、状態変化の途中(液体から気体へ)だから燃えません。8分目くらいに入れます、少ないとアルコールランプ内の空気が増えるので、爆発しやすくなります。
集気びんの中でろうそくを消しても、集気びんの中で一番多く含まれているのは窒素です、2番目は酸素、3番目が二酸化炭素です。ので、ろうそくの炎が消えた理由は、燃える為の酸素が足りなくなったから、です。木くずの様に細かくすると酸素と結びつきやすくなります。
ポイント③ 木材の蒸し焼き(乾留)
試験管の中に木材の入れて蒸し焼きにしています。真っ黒になりますので、炭(木炭)になっています。試験管の中だと、木は酸素が不足しているので、木は燃えていません。蒸し焼きでは白い煙が出てきます。液体は2種類溜り、下の方は黒っぽいもの(黒褐色)、上の方は黄色っぽいもの(黄色)がたまります。白い煙は木ガスです、木ガスは水素、一酸化炭素、メタンが混ざってこれらはすべて燃えます。黒褐色の液体は木タールです。黄色い液体は木酢液です。
3.理科の図鑑
外来種です。ペット用ではアライグマです。植物ではセイタカアワダチソウは外来種です。食用ではブラックバス、ウシガエル、アメリカザリガニです。カダヤシです、ボウフラを食べる為に輸入しました。マングースもです。セアカゴケグモは毒クモです。風媒花のブタクサです。シロツメクサ(クローバー)もです。在来種が減るのは、外来種のせいだけではなく、人間による環境の変化も原因です。
日本でも、ワカメなどが海外では外来種となっています。
まとめ
炎はあまりマジマジと見ないかもしれませんが、しっかり理解してほしいですね。どこが熱いか、とかは知っていると、お線香とか火が付きやすくなりますよ(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
コメント