サピックス 授業動画 理科5年生 530-18 血液の循環

2022年理科5年

理科の動画「血液の循環」を見ました。

人体の学習の3回目となります、血液の流れや心臓の動きを学びますよ。単純に覚えるのではなく、意味を持つて理由付けして覚えるようにすると、よいですよ~

おかし
おかし

マンガの「はたらく細胞」に赤血球、白血球がでてきますよね。

   

構成

1.コアプラス
2.デイリーチェック
3.テーマの解説
4.理科の図鑑
5.学習のすすめ

1.コアプラス

電気回路です。直列回路では電流は変化しません。間違えた人は動画でしっかりと確認しましょう。動画では追加で2問出してくれていますよ。ショート回路だと電池を使い切ってしまいますよ。

2.デイリーチェック

1⃣(1)気管と食道です。

2⃣比較実験です。実験に書かれていることを踏まえて記述しましょう。

3⃣単子葉植物です、理科資料p17,22,45~46を確認してみましょう。(3)梅雨前線です。寒気と暖気がぶつかったところが前線です

3.テーマの解説

・血液とは

・心臓のつくりと全身とのつながり

ポイント①ー1 血液の成分~血液は液体か?~

血しょうが黄色い液体です。その中に、血球があります。赤血球・白血球・血小板です。血しょうは物質(養分、二酸化炭素)を運んでいます。赤血球は、赤い色素(ヘモグロビン)で酸素を運びます。白血球は免疫です。血小板は血液を固めます、かさぶたです。

ポイント②ー1 心臓と全身のつながり~心臓は4つの部屋に分かれている~

心臓のつくりは4つの部屋に分かれています。下にあるのが心室、上が心房です。弁の向きで血液の流れを理解しましょう、弁は血液の逆流を防ぎます。右心房は大静脈、右心室は肺動脈、左心室は大動脈、左心房は肺静脈、とつながっています。

動脈:心臓から出る(脈があります)
静脈:心臓に戻る

脈は1分間に60~80回、と言われています。右心房が膨らんでいる時は左心室は縮んでいます、心房と心室は交互に動いています左心室の方が分厚くなっています。心臓はハツですね。動脈血は、大動脈と肺静脈です動脈血は酸素が多い血液を示しています。静脈血は酸素が少ない血液です。

ポイント②ー2 心臓と全身のつながり~模式図で考えてみよう~

模式図で血液の流れを記載して確認します。毛細血管で血液のやり取りをします、毛細血管は10万kmと言われています、地球2周半くらいです。

ポイント②ー3 心臓と全身のつながり~魚の心臓は部屋が2つ~

魚は一心房一心室です。えらに血液が送られ、そのまま全身に流れます。魚の心臓の中は静脈血(酸素が少ない)です。

ポイント②ー4 心臓と全身のつながり~手足に見えている血管の正体~

手足の表面に見えるのは静脈です。足の筋肉のふくらはぎは、血液を心臓に戻す働きもあります

ポイント②ー5 心臓と全身のつながり~内臓の役割と血液のようす~

各臓器と心臓とのつながりを模式図で説明してくれていますよ、各血管がどれが酸素が多いか少ないか、を動画で確認しましょう。小腸で栄養を集めて、門脈を通って、肝臓に栄養を蓄えます肝臓ではたん液をつくったり、栄養をブドウ糖からグリコーゲンにして蓄えます肝臓は解毒作用もあります肝臓では、有害なアンモニアを尿素に変えます。じん臓が尿を作っています、血液中の不要物をこしとってくれます。じん臓から出てくる血液が一番きれいですね。

ポイント③ー1 おまけ~計算問題~

全身の血液量が4.2リットル、1分当たりの心拍数が80回、1回の心拍で送られる血液量が70mlです。血液が全身を1周してくるのにかかる時間はどれくらいでしょう?

→1分間で5600mlの血液が送られますので、45秒で1周します。

4.理科の図鑑

アブラゼミです。成虫は1か月くらい生きていますよ。卵は木に産みます。単眼です。幼虫にも小さな羽がついています、不完全変態です。セミはオスが鳴きます。メスには産卵管があります。ミンミンゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシ、の種類や鳴き声も確認しましょう。セミの仲間は、カメムシ、アブラムシ、アメンボ、タガメです、刺す口を持っています。

まとめ

覚えることが多かったですね、脈や静脈は自分でも試せるので、確認してみても良いですね。マンガで「はたらく細胞」も内容は小学生には詳しすぎますが、とっかかりとしては良いのかもしれませんね。

   

最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。

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