理科の動画「音の性質」を見ました。
目に見えない音はなかなかとっつきにくいかもしれませんが、ただの振動なので、難しく考えないようにしましょう。身近なところでは、救急車のドップラー効果の音などは、体験しておきましょうね。ピアノやギター、リコーダーなど楽器にも応用されていますね。
音速をマッハと言います、なんかカッコいいですね
構成
1.コアプラス
2.デイリーチェック
3.テーマの解説
4.理科の図鑑
5.学習のすすめ
1.コアプラス
静脈と静脈血は、必ず一致するわけではありません。静脈でも静脈血が流れているのは、肺から心臓へ流れている肺静脈です、肺静脈には酸素が多い動脈血が流れています、食後は小腸から肝臓に流れる門脈に栄養が多いです。血液をろ過するのはじん臓です。眼球の、角膜、虹彩、網膜、水晶体、盲点、神経、のはたらきは理解しておきましょう。目の色が青いとかは虹彩の色です。虹彩が光の調節をしています。瞳が黒いのは網膜の色です。水晶体のレンズが厚い時は近いところを見ています、近視になりますね。近くを見ているとレンズを厚くするので、筋肉がつかれちゃいますね。関節、は漢字を間違えないようにしましょう。筋肉と骨は腱がつなげています。じん帯は骨と骨をつなげています。
2.デイリーチェック
1⃣
サンゴは炭酸カルシウムを含む石灰岩になります。反応して二酸化炭素がでます。深成岩はゆっくりと冷やされて粒が大きいです、火山岩は急激に冷やされて粒が小さいです。化石が見つからないのは堆積岩ではない火成岩を探します。高潮は、台風で海水面が上昇することです。
2⃣
流されている間にぶつかるので石は丸くなります。偏西風は西から東へ吹いています。震度とマグニチュードの違いは理解しましょう。
3⃣
ヒグラシはカナカナ、と鳴きます。キリギリスはスイーッチョンと鳴きます。イネとトウモロコシは風媒花です。イネは両性花、トウモロコシは単性花です。
3.テーマの解説
・音とは何か?
物体ではないです、振動です、何が振動しているか?を理解しましょう。
・音の速さ
音速です、秒速340mくらいです。計算問題が出てきますよ。
・音の三要素
大きさ、高さ、音色があります。実験が出てきます。
ポイント①ー1 音の伝わり方~音は物体ではない~
音(音波)は物体の振動が伝わっていきます。空気の振動が伝わります。耳に伝わってこまくが振動し、うずまき管にも伝わり脳に伝わります。水中は音は聞こえます。空気中では340m/秒です、マッハ1といいます。水の中では1500m/秒です、鉄は6000m/秒です。耳栓をしても自分の声は骨を伝って聞こえます。骨伝導イヤホンなどあります。
ポイント①ー2 音の伝わり方~音の速さと計算問題~
計算問題です、上の①ー1の数値を使って計算してみます。①雷が光ってから5秒後に音が聞こえた。雷までの距離は何mあるか?②680m離れた山に向かって叫ぶと何秒後にやまびこが返ってくるか?③船から海底に向かって音を出したところ音が1秒後に帰ってきた。海底までの距離は何mあるか?、です。解いてみましょう。
①340mx5=1700mです。②行って帰ってきます。(680×2)÷340=4秒です。③これも行って帰ってきます。(1500×1)÷2=750mです。
ポイント①ー3 音の伝わり方~音が伝わらない環境~
真空では音は伝わりません。真空鈴です。フラスコに水と鈴を入れておいて、熱します。水が沸騰すると水蒸気が空気を押し出しますが、水蒸気が音を振動させます、これを冷やすと水になり体積が急激に減り、フラスコ内にピンチコックで空気の侵入を防ぐと真空になります。糸電話では、糸の周りを真空にしても伝わります。これは音が糸を振動させているからです。
ポイント②ー1 音の三要素~波の形と音の聞こえ方~
音の三要素は、大きさ(振幅)・高さ(振動数:1秒あたりに振動する回数でHz(ヘルツ)といいます)・音色(波形)です。おんさとリコーダーの音の波形を比べるとおんさが大きくなっています。振れ幅が大きいが大きな音、となります。高い音は振動が早い、低い音は振動が遅い、です。リコーダーの方が波の数が多いので高い音が出ていることが分かります。波の形が違うと違う音として聞こえます。
ポイント②ー2 音の三要素~音の高さと超音波~
ヒトの耳に聞こえる高さは20Hz~20000Hzとなります、これより高いのは超音波となります、人には聞こえません。イルカやコウモリは超音波を使います。イルカは耳がありませんがあごの骨で音を聞いています。犬笛は高い音波になります。超音波診断では、母体の中が分かります。魚群探知機も超音波を使います。地球の内部も超音波を使って調べています、地震ですね。超音波で掃除することもできます、メガネの掃除です。カップラーメンのふたなども超音波でくっつけています。
ポイント②ー3 音の三要素~音の高さと楽器のつくり~
ドレミのラの音は440Hzです。長いものは低いものが出ます、物差しなどはじいてみると分かりますね。1オクターブ高いラは振動が2倍となります、グランドピアノでは次のラのけん盤までは12個のけん盤があります、隣のけん盤に移動すると1.6倍、となります。ギターは6本の弦があります、太さが違います。高い音を出したい時は、短く、細く、張りが強い、弦となります。指でコードを押さえると弦が短くなり音の高さが変わります。ねじの調節で張りを変えています。真ん中の丸い穴は弦が振動する時にギターの空洞も音を増幅してくれます、共鳴、と言います。
空き瓶に水を入れて、吹いてみことで、ビンの中の空気が振動します。水が少ないと空気がビンに沿って長いので低い音がでます。水が多いと空気が短いので高い音がでます。リコーダーと同じ原理です。穴を指でふさぐほど低い音が出ます、空気の筒が長くなります。
コップをたたく場合はコップが振動しています。振動する長さを確認すると、水が多いと振動を邪魔するので、コップの振動が遅くなります。水が多いと振動が遅くなり、低い音となります。
ポイント③ー1 動きながら音を出したとき~計算問題~
船が汽笛を鳴らした時の問題です。船の速さ10m/秒、音の速さ340m/秒です。汽笛をならして8秒後に音が船に帰ってきた、音が聞こえた時の船から岸までの距離は何mか?
解いてみましょう
音が往復しています。8秒間に船が岸に進んでいます。音の速さと船の速さを足して8を掛けると往復の距離2800mとなり2で割って1400mとなりますが、8秒間に船が80m進んでいるので、80m引いて、答えは1320mとなります。
ちなみに、移動しながら音を出しても、音の速さは早くなりません。
ポイント③ー2 動きながら音を出したとき~ドップラー効果~
ドップラー効果です、救急車が近づいていく時は音は高く聞こえ、遠ざかる時は低く聞こえます。音の円の中心が徐々に移動しますので、波の伝わる数が違ってきます。飛行機だと、音速を超えるので、波が重なって衝撃波、となります。ノイズキャンセル、は音の波の逆をぶつけることです。動画では動いているドップラー効果の動画があります、波が偏るのが分かりやすいですね。
ポイント④ー1 おまけ~モノコードの実験~
台の糸に重りをつるして張ったものがモノコードです。実験問題の紹介がありますので、確認してみましょう。高い音が出るのは張る力が強い方です。同じ高さの音が出る、ということは、太さや重さが何倍になっているか、を考えます。
4.理科の図鑑
カイコガです、養蚕業です。家畜化された昆虫で自然界には存在しません。完全変態です。クワの葉を食べます。繭をつくってさなぎになります、大量の糸を出します、1本の糸になっています。成虫になる前に糸を取ります。生糸は食べれます。成虫になると口が無いです。触覚が複雑な形なのはオスです。ほかの繊維は、綿はわたです、羊毛は羊の毛です。バイオテクノロジー、などで再度養蚕業が盛り上がっている地域もあります。
まとめ
計算問題も出てきますね、算数の速さの問題と同じですので、しっかりと解けるようにして置きましょう。ビンに空気を吹くときと、コップに水を入れて叩くとき、の振動するものがなにか、を間違えない様しましょうね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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