サピックス 授業動画 算数5年生 510-29 通過算

2022年算数5年

算数の動画「通過算」を見ました。

電車がどう通過するか、を考えます。電車同士が向かい合ってすれ違ったり、車がバスを追いかけたり、といろいろなシチュエーションで問題を解きます。図に書いて頭を整理しながら考えていくと解けそうですけど、図に書くのもなかなか難しい?

おかし
おかし

実際に追いついたり抜かれたりするからイメージしやすい??

   

◆基礎◆標準

アプローチ①左1⃣

電車が通り過ぎます、真上から見た図で考えます。電車が通り過ぎてから通り終わるまでの時間を考えます。どちらでも良いのですが、動画では電車の一番後ろに注目して考えています。

アプローチ①右1⃣

列車の最後尾に注目して考えます。120m動くのに8秒かかった、と考えます。

アプローチ①右2⃣

列車の速さは150÷12で求まりますが、時速km、に直します。単位を間違えないように問題を読み取りましょう。秒速mから時速kmに直すのは、3.6を掛ければ求まります、覚えておきましょう。

アプローチ②左1⃣

トンネルを通り抜ける問題です。電車の先頭がトンネルに入って、電車の最後尾がトンネルから出る、ということですので、電車の長さとトンネルの長さ分移動したことになります。

アプローチ②右1⃣

鉄橋を渡ります、一番後ろに注目してみて考えます。750m移動したとわかるので、列車の長さを引けばトンネルの長さが出てきますね。

アプローチ③左1⃣

(1)電車が通り過ぎるのに14秒かかるので、ホーム320mを16秒で通り過ぎます。(2)電車の長さは速さが分かり、14秒で通り過ぎます。

アプローチ③左2⃣

(1)電車の長さとホーム300mを通り過ぎるのに50秒、電車の長さとトンネル960mを通り過ぎるのに1分50秒かかります。差を比べると、差の660m走るのに1分かかる、とわかります。(2)速さが分かるので、50秒で進む距離が分かるので、そこからホームの長さを引けば電車の長さが分かりますね。

アプローチ③右1⃣

(1)2つの通り過ぎる時間の差を用いて解きます。Aトンネルを1とするとBトンネルは2、となります。差の1に20秒かかる、と分かります。Aトンネルで考えると、34-20=14秒で210m進んだとわかります。(2)Bトンネルは40秒かかったとわかるり、速さもわかるので、Bトンネルの長さも出せます。

アプローチ③右2⃣

詳細な図はなくなって、簡略化した図で説明になります。(1)Aトンネルを③、Bトンネルを①とすると差の②で30秒、とわかります。①で15秒かかります。Bトンネルで考えると、110mを11秒で通りますので速さが分かりますが、時速に直しましょう(x3.6します)。(2)①の長さを求めます。

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アプローチ④左1⃣

すれ違う問題です。すれ違い始めとすれ違い終わり、の位置を確認します。電車の一番後ろに注目して考えると、電車と人が合わせて168m(電車の長さ)を動いている、とわかります。

アプローチ④右1⃣

電車同士がすれ違います。先頭同士が並んでいるのがすれ違い始めで、後ろ同士が並んでいる時がすれ違い終わる時です。進む距離は2つの電車の長さを合わせた480mとわかります。

アプローチ⑤左1⃣

電車とバイクがすれ違います、進んだ距離は電車の長さ分ですね。かかった時間もわかるので、速さが分かります。この速さはバイクと電車の速さの和ですね。

アプローチ⑤左2⃣

電車の長さを足した長さを8秒で進んでいます、これがAとBの和の速さです。ここからBの速さを引いて時速に直します。

アプローチ⑤右1⃣

(1)(2)速さと時間で、長さが分かりますね。大分慣れてきましたか?(笑)

アプローチ⑤右2⃣

速さを秒速に直す時は3.6で割って求めます。(1)速さをこれも秒速に合わせて求めます。(2)急行列車も秒速にして計算します。長さの合計から(1)の値を引きます。

アプローチ⑥左1⃣

追い抜く問題です、追い付いた瞬間から、追い抜かれるまで、を動画では黒板で分かりやすく説明してくれていますよ。追い抜くのは、電車が自転車より264m(電車の長さ)多く進めば、追い抜きますね。

アプローチ⑥右1⃣

電車が電車を追い付いて追い抜きます。追い抜くのは、早い方の電車が、両方の電車の長さを足した距離を進んだ時です。最初はきちんと図を書いて理解することをお勧めします、もちろん、動画は分かりやすいですよ。速さの差、で割ります。

アプローチ⑦左1⃣

追い付いて追い抜くのは275m進んだ時です、これを時間で割ると速さの差が求まります。

アプローチ⑦左2⃣

先ほどと同じ様に、進んだ距離315mを30秒で進むので、求まる速さはA-Bです。出てきた値は秒速なので、時速に直して答えます。

アプローチ⑦右1⃣

(1)速さの差、と時間から、進んだ距離(両方の電車の長さの和)が分かります。これから片方を引けば、答えが求まります。(2)単位に気を付けて、先ほどと同じ様に計算します。貨物列車と普通列車です。

アプローチ⑧左1⃣

電車に乗っている通過算です。どこに座っていても、景色が見えなくなって次に見えるようになるまでに進んだ距離はトンネルの長さ分だけ、となります。これが分かれば、今までと同じ計算で解けますね。

◆応用

アプローチ⑦右2⃣

(1)秒速に直しますがまず差を出して、その差を秒速に直します。(2)それぞれの時速をまず引き算して、その差を秒速に直します、3.6で割りますよ。

アプローチ⑧右1⃣

バスと車の通過算です。動画では車が追い越すまでの図を分かりやすく説明してくれています。160m進んだ位置を書いてみましょう。車が進んだ長さは4m+100m+8m+160mとなります。その距離を20秒で進んだことになります。

アプローチ⑧右2⃣

最初の図と最後の図を書いて考えましょう。バスと車の最後尾に注目します、引き算をするとバスが進んだ距離も分かりますが、動画では進んだ距離は速さと比例することを用いて、計算を簡単にして解いていますよ。

アプローチ⑨1⃣

電車がバイクと人を追い越します。ヒトには10秒後に追いついた、バイクには36秒後に追いついた、という図を書きます。それにかかった時間を書き込みます。そうしてから見比べると、差に注目することができ、そこから電車の速さが分かります。
別解では、速さの差の10秒後や36秒後が電車の長さ、と分かります。この2つの差から電車の速さが出せます、けどなかなか難しい問題ですね。

◆発展

アプローチ⑧左2⃣

急行と普通電車がすれ違います、どこに乗っていてすれ違うまでの距離は相手の電車の長さになります。トンネルと同じですね。動画を聞くととても簡単に聞こえますけど、難易度は高めですよ、

アプローチ⑩1⃣

電車がすれ違います、最後尾に注目してすれ違うまでを考えます。長さの合計分進みますので、すれ違うまでにかかる時間が分かります。補足では、もう一つの電車から答えを求める方法を紹介しています。

アプローチ⑩2⃣

Pから西へ40mですれ違います。最後尾の動きで考えましょう。わかるところを順番に求めていくと、Aが進んだ距離と時間が分かりますよ。

まとめ

基本的には速さの問題なので、時間と距離と速さ、のうち、どれか2つを求める、という作業になります。とはいえ難しいんですけどね(笑)

   

最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
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