理科の動画「6年生 理科特別動画ミニ 中和」を見ました。
BTB液やムラサキキャベツ液の色の変化を動画で分かりやすく解説があります、色が変わっていく様子も動画にあるので、見ていて理解しやすいですね。楽しんで見てほしいミニ動画です。
中和です、色が変化していくのは見ていて楽しいですよ
動画説明
BTB液を吹きかけて色が変わる説明から始まりますよ、楽しんで気軽に学びましょう。色の変化を確認しましょう。
ムラサキキャベツ液をつくってみよう
凍らせたムラサキキャベツを袋に入れて水を入れます、その後、閉じてよくもむと、水が紫色になります、この液体がムラサキキャベツ液です。取り出すときに袋の角にキッチンペーパーをいれ、キッチンペーパーのある方の袋の角を切り、液体を絞り出します。
袋の角に詰めたキッチンペーパーの役割は何でしょう
答え1
キッチンペーパーはムラサキキャベツの葉がでてこないようにするろ紙と同じ役割です。
BTB溶液とムラサキキャベツ液の色の変化を比べてみよう
レモン汁、炭酸水、食塩水、重曹水、漂白剤(塩素系)を指示薬のムラサキキャベツ液、BTB溶液に加えます。
レモン汁 | 炭酸水 | 食塩水 | 重曹水 | 漂白剤 (塩素系) | |
---|---|---|---|---|---|
ムラサキキャベツ液 | 紫色 | 紫色 | 青色 | 青色 | 緑色 |
BTB溶液 | 黄色 | 黄色 | 緑色 | 青色 | 青色 |
酸性 | 酸性 | 中性 | アルカリ性 | アルカリ性 |
酸性はどれですか?
答え2
レモン汁と炭酸水です。
5つの水溶液のうち、ムラサキキャベツ液とBTB溶液で区別できない水溶液はどれでしょう
答え3
炭酸水とレモン汁はどちらの指示薬でも色が同じなので区別できません。食塩水は他の水溶液と色が異なるので区別がつきます。重曹水と漂白剤はBTB液だと区別できないですが、ムラサキキャベツ液では、重曹水は青、漂白剤は緑なので、区別できます。
ムラサキキャベツ液は、強い酸性で、赤、弱い酸性でピンク(赤っぽい紫)、中性で紫、とても弱いアルカリ性で青、弱いアルカリ性で緑、強いアルカリ性で黄色、になります。
カラフル焼きそばを作ってみよう
焼きそばの麺とムラサキキャベツを混ぜて炒めます。
やきそばの麺をムラサキキャベツと炒めると色が青緑色に変化したことから、どのようなことが分かりますか?
答え4
麺が青緑色になったことから、麺にはアルカリ性の成分があることが分かります。
やきそばの麺に酢をかけると麺の色はどうなるかを理由とともに考えましょう。
答え5
酢は酸性なので、麺のアルカリ性の物質を中和します。酢の酸が強かったため、麺は酸性になり青緑色からピンク色になります。
カラフルパンケーキを作ってみよう
牛乳にブルーベリージャムを混ぜます、ブルーベリージャムはムラサキキャベツ液と同じ様に色が変化します。卵やホットケーキミックスを入れて良くかき混ぜます。フライパンで焼いていきます。
加熱するとホットケーキミックスの生地の色が変わった事から生地の性質がどのように変化したと言えますか?
答え6
加熱前は生地が青色なのでとても弱いアルカリ性でした。加熱後は生地が緑色なので、アルカリ性が強まったとわかります。ホットケーキミックスに含まれる重曹が加熱されたことで、二酸化炭素が空気中へでていったのでアルカリ性が強くなりました。
紫色のホットケーキを作るためにはどのようにすればよいか考えてみましょう。
答え7
ホットケーキミックスを加熱するとアルカリ性がやや強くなるので、レモン汁などの酸性のものを入れて焼くと中性になって紫色になると考えられます。ただし、入れすぎるとピンク色になるので調節が必要です。
まとめ
実験動画は楽しいですよね、実際に教室で出来ない中で、この動画はとても理解の助けになりますよ、親子で一緒に見るようにしましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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