理科の動画「理科特別動画ミニ ~さおばかり~」を見ました。
動画では、視覚的に分かりやすくて、時間も短いのでとてもお勧めです。是非とも確認しておきましょう。
さおばかりは日本の昔から使われていますね、しっかり動きと理屈を納得できるまで学習して置きましょう。
最初の説明
さおばかりを作ってみました。作り方を見て、使い方まで確認しましょう
さおばかりのつくり方
定規、プラコップ、タコ糸(ひも)、ねん土、おもり(ひとつ20g)、マスキングテープ、を用意しました。
タコ糸を適当な長さに切って二か所を結びます。ひもをテープで固定します。片側にひもをつけたコップを吊り下げ、定規をスタンドに吊り下げます。ねん土のおもりでつり合うようにします。動画ではつりあった状態が映っています。このとき、コップ、定規、ねん土のおもり、がつり合っています。
つりあったねん土のおもりの位置に0gの目盛りをつけます。
20gのおもりをコップに入れると、20gのおもりが増えて回転力が増え、定規の左側が下がります。ねん土のおもりを支点から遠ざけることで、時計回りの回転力を増やします。つりあった時のねんどのおもりをつるしていたところに20g、と記します。
さらに20gのおもりをコップに入れると、20gのおもりが増えて回転力がふえて、つり合わなくなるので、定規の左側が下がります。ねん土のおもりを支点から距離を遠くして回転力を増やして、つり合わせます。
つりあった時のねんどのおもりをつるしていたところに40g、と記します。
この竿ばかりは7cmごとに20gの目盛りがつきました
問1このさおばかりは4gにつき、何cm感覚でメモリをつければよいでしょうか
解答
20gで7cmごとにメモリがつくので、4gでは1.4cmごとに目盛りをつければよいです。
さおばかりの使い方
作ったさおばかりで物の重さを測ってみます。左のコップの中に重さをはかりたいものを入れます。左側が下がるので、右のねん土のおもりを動かして釣り合わせます。
つりあわせると、おもりが20gの目盛りの位置にある時つりあったので、このものの重さは20gだとわかります。
問2左のコップに入れたミョウバンの重さを求めてみましょう。さおばかりがつりあった時のおもりの位置は4.9cmでした。コップの中のミョウバンの重さは何gですか?
解答
20gごとに7cmおもりを移動させるので、4.9cm移動させたことから、コップの中身は、4.9÷7×20=14g、とわかります。
問3このさおばかりでおもりを下げられる限界の位置は19.6cmでした。この竿ばかりではかることができる最大の重さは何gでしょうか?
解答
20gごとに7cmおもりを移動させています。0gの目盛りから19.6cmまで移動できるので、19.6÷7×20=56gまで、とわかります。
まとめ
今回の動画もいつも通りとても分かりやすいですね。親と子で是非とも一緒に確認しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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