サピックス 授業動画 理科6年生 630-29 物体の運動

サピックス

理科の動画「物体の運動」を見ました。

中学や高校での物理の力学の単元ですね。放物運動を水平方向と垂直方向で分けたりします。身の回りで感じたことのある事象をキチンと物理的に考える基礎になりますね。バスや電車で感じたことのある慣性の法則などの説明もありますよ。

おかし
おかし

摩擦や空気抵抗を考えずに解きますよー

   

〜基礎編〜

コアプラスの解説

動物の再徹底になります。得点をしっかりとれるようにしましょう。
(1)アリは昆虫類、エビやダンゴムシは甲殻類、クモはクモ類、ムカデは多足類で、すべては節足動物です。
(4)冬鳥は白鳥です。
(8)図4でピストンを引くとフラスコの中の空気は素早く膨張します、温度が下がります。温度が下がると水蒸気は水滴になります。線香の煙に水滴がつきます。これが雲になります
(9)エルニーニョ現象やラニーニャ現象は理科資料で確認しましょう。


デイリーチェックの解説

1⃣
亜鉛と塩酸の反応では水素が発生します。過不足なく反応する塩酸の量をしっかり読み取りましょう。グラフを作成する場合も、過不足なく反応する量を把握して、そこから、混ぜ合わせる量を考えて発生する気体の量などを考えます。

2⃣
西洋ミツバチを使った生物実験の問題です。八の字ダンスしている時の太陽の位置を考えます。

テーマの解説

テーマ【1】1⃣等速直線運動と速さ

速さが変化していない直線で動く運動です。摩擦や空気などの抵抗を無視した運動です。進行方向に力は加わっていません。宇宙空間のイメージです。


グラフに表す時に、縦軸を移動距離とするときと、速さとするときでグラフが変わりますよ。

慣性とは、等速直線運動や停止している場合は、ずっとその動きをし続けようとするときにかかる力などのことです。バスや電車でよくありますね。バスの中でボールを投げた時の説明などは、とても分かりやすいですね。

テーマ【1】2⃣落下運動と速さ

落下運動は速さが徐々に早くなっていくことがわかります。下向きに引っ張る力がかかっています。加速する=進行方向に力がかかり続けている、です。空気抵抗や摩擦は考えないようにします。移動距離のグラフを書いてみると直線になりません、滑らかな曲線でつなげましょう。加速をする運動は、時間がx2、x3になると、距離はx4、x9になっていますね。


物体をところがして飛び出させる問題です。飛び出した時、水平方向には等速直線運動になり、垂直方向には落下運動になります。放物線は水平方向と垂直方向に分けて考えましょう。

テーマ【2】ふりこの衝突

①ではふりこの振幅を変えています、②ではふりこのおもりの重さを変えています。
①は衝突する時は高さが高くなると衝突する時は早くなります。落下運動は変わりません、落下にかかる時間が、振幅が高くても低くても同じです。速いほうが遠くに飛びます。


重いおもりが衝突する時のほうが衝突する時は早くなります。落下にかかる時間は同じです。同じように早いほうが遠くに飛びますね。

〜標準編〜

確認問題の解説

確認【3】

物体の放物運動の問題です。水平方向と垂直方向の違いを表から読み取ります。投げ出した速さが違う表がありますが、落下運動は変わっていませんね。投げ出す速さが変わっても落下距離は同じです。重さが変化しても落下距離は変わりません。
問題では規則性を使って解きます。両方から投げ出すときは水平方向だけの計算である出会い算、で解けますね。

確認【6】

衝突の問題になります。衝突の強さは、物体の重さと物体の速さ、で決まります。物体の高さで考えていくのが良いでしょう。動画では高さの違いを図で分かりやすく説明があります。振り子の長さが短いほうが、同じ長さを引き上げた時、円の起動は、短いほうが高く上がります。
放物運動の水平方向を2倍に高くしても、進む距離(水平方向)は2倍までには増えません

確認【7】

カーテンレールからビー玉を転がして、放物線をえがいて飛ぶ距離を考えます。aが飛び出す速さ、bが空中にいる時間となります。判断できない場合をきちんと考えられるようにしましょう

確認【8】

物体を投げて落ちてくる動きの問題です。平均の速さを使って考えていきます。秒速など単位に気を付けましょう。表から差を見て、規則性を見つけましょう。すると、0.8秒が止まっている時点、です。元の手の位置に戻ってくるのは、0.8秒の2倍、となります、残りの時間はどうなっているか、を考えます。

〜発展編〜

確認問題の解説

確認【11】

初めの高さを変えて球を転がして衝突させ、衝突された球の距離や、衝突した球自体の動きも考えます。「・・・」となるのは球Aが止まったことを表しています。球A,Bの重さをそろえた比較実験になるように考えます。(2)は実際に入れてみて、差に規則性がある値などを探しましょう。飛んだ距離のA,Bの差に着目すると30cmしかないことがわかります。実験2では飛んだ距離が初めの高さによって変わります。実験の3ではBを置かずにテストします。

確認【13】

円盤を衝突させる問題です。A,B,Cの衝突エネルギーがどう伝わっていったかを判断します。Eにぶつけると、Aは逆に移動しますね。速さが3分の1と3分の2に分かれていますね。
これらから問題を解き進めましょう。速さや重さのエネルギーが衝突してどう伝わって、どう使われていくか、を考えていく問題です。動画では、重さと速さに数値を置いて、エネルギー計算する方法を小学生にわかりやすく説明してくれていますよ

まとめ

衝突したときのエネルギーがどう使われるか、を発展編では小学生にわかりやすく説明有りますね。内容は中学生的ですが、きちんと説明を理解しておきましょう、そんなに難しくないと思いますよ~

   

最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。

サピックスの授業、動画などに関するページです
「サピックス」の記事一覧です。

   

コメント

タイトルとURLをコピーしました