サピックス 授業動画 理科5年生 530-02 熱の伝わり方

2022年理科5年

理科の動画「熱の伝わり方」を見ました。

熱の伝わり方は身近に体験できることも多いので、感じたことを理科として覚えていけるようにしたいですね。動画ではいろいろな熱の伝わり方を紹介してくれていますので、正しい知識として覚えましょう!

おかし
おかし

理科を楽しみながら覚えていきたいですね

   

構成

1.デイリーチェック
2.テーマの解説
3.理科の図鑑
4.学習のすすめ

1.デイリーチェック

基本問題です、点線の矢印は冷やす方向です、一番温度が高いのは左下の四角になり、気体となります。右の四角が液体になります。
融解、凝縮(液化)は覚えておきましょう。グラフ問題です。氷は0℃の時も存在します。水の場合、蒸発は100℃以下でも起こりますが、ふっとうは100℃からです。
氷が真ん中が膨らむのは、外側から凍るためで外側から押されて真ん中が膨らみます。

不完全変態のセミの幼虫は小さな羽が生えています。

2.テーマの解説

・温度と体積(膨張・収縮)

・熱の伝わり方(伝導・対流・放射)

・熱に関係する道具や自然現象

ポイント① 温度と体積~膨張・収縮~

熱気球は、空気が膨張して、周りの空気より軽くなって浮きます。試験管に空気を入れてシャボン液でマクをはって、試験管を手で握って温めると、シャボン液が膨らみますね。卵がウズラの卵をペットボトルに入れる実験の紹介があります。氷水でペットボトルを冷やすか、お湯を入れて温度が下がることで卵をペットボトルに入れる方法もあります。
液体や固体の膨張は目で見てもよくわかりませんが、ストローを付けることでどれくらい膨張したか、を分かりやすくすることができます。
レールなどは温かいと膨張するので隙間をあけて設置されていますね。目で見てわかるのはもともともレールが長いからです。青函トンネルのレールが一番長いのですが、海底トンネルなので、温度変化がほとんどないため、隙間をあける必要がないです。
やきばめ、という金属の膨張を利用して列車の車輪を外れなくしています。
温度計は液体の膨張・収縮を利用しています。動画では水の膨張でフラスコから水が飛び出す実験の説明があります、気体の膨張を考慮した実験の説明です。

ポイント②ー1 熱の伝わり方

簡単な説明です、覚えておきましょう

伝導(直接伝わる):温度の高い方から低い方へ
対流(物体が移動する):液体や気体
放射(光で伝わる):赤外線

黒板を触って冷たいのは伝導です。ストーブに手をかざして暖かいのは放射です。ストーブで部屋が暖かくなるのは対流です。ストーブを触ってやけどする時は伝導です。サーモグラフィーは赤外線を測っています、人からも出ています、体温がある動物からは赤外線が出ています。ストーブの背面が暖かくないのは、ストーブを鏡で反射させて、後ろが暖かくならないようにしています。体にアルミホイルのようなものをまくと、赤外線が外に出ず、温かくなります。

ポイント②ー2 熱の伝わり方~伝導~

雪だるまにセーターを着せると溶けにくくなります。セーターを着ることで体の熱が伝導で外に逃げにくくなります。セーターは空気を含むので外界からの熱伝導が少ないです。ので、セーターは雪だるまを溶かそうとする熱から守るということです。
アイスクリームと食べるときは金属のスプーンを使うと、体の熱がスプーンに伝わってアイスクリームを溶かして食べやすくなります。
金属の板を温める実験です、熱は同心円状に広がります。金属をいびつに切った場合は、熱を伝える金属が熱源から一番遠いところが最後に熱が伝わります。

ポイント②ー3 熱の伝わり方~対流~

お風呂が分かりやすいですね、足元からぬるくなります。お風呂が40℃、室温が20℃のばあい、水面部分から熱が逃げて、冷めた水が収縮して重くなって下に沈みます。その結果暖かい水が水面に向かいますがまが、熱が逃げて、、、と対流が進み、最終的には室温と同じ温度になります

水は4℃が一番重いです。外気がマイナス5℃だとすると、池の水が4℃になって沈み、水面も冷やされて4℃以下になりますが、一番重い4℃の水が水底にある状態になります。対流が起こりません。その後、水面が冷やされて0℃になり、水面が凍ります。

試験管をアルコールランプで熱した時、どこが暖かくなるか、の対流の説明があります。Bで温められ、対流してAに向かうからです。Cは対流が起こらない為ほとんど温度が上がりません。
海風の実験です、線香の煙と日に当てたと水と砂、の実験です。砂の方が温まりやすいので、温度が高くなります。温められた空気は上昇して、水の上で冷やされて下降し、対流が発生します。この対流で日中に、海から陸に海風が吹くことが分かります。

ポイント②ー4 熱の伝わり方~身のまわりでの利用~

二重窓の説明です、部屋の中の熱を逃がさない工夫です。間に空気を挟むことで熱が逃げなくなります

3.理科の図鑑

カマキリです。カマキリの頭、胸、腹の部分が分かりますか?胸から足が生えます、腹っぽいところからも足が生えているので、胸の部分が腹のようなところまで、になります。羽も4枚、胸から生えています。カマキリは羽を使って威嚇することもあります。冬になる前に死んでしまいます。泡のような卵で冬を越します。泡状にすることで、敵に食べられにくい、空気を含むので外の冷たい空気にさらされても冷えにくい、などの効果があります。子供のころのエサはアブラムシなどの小さい昆虫を食べます。不完全変態です。
カマキリは単眼と複眼があります。複眼は夜になると目が全部真っ黒になります。
ちなみに、モズは餌を木にさして保存する習性があります。

まとめ

生活をするうえで、寒さをしのぐための二重窓、など、知ってて損はないですよね。最近はご自宅にはないのかもですけど、ストーブの話も理解しておきましょう!
カマキリは、TVでもよく出てきます(カマキリ先生?)し、試験にも出てきますよ。昆虫は見た目から苦手な子が多いですが、好き嫌いなく覚えましょう!

   

最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。

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