算数の動画「旅人算(1)」を見ました。
速さの基本的な問題から始まって、二人が同じ方向に進んだり、違う方向に向かったり、池の周りをまわったりします。片方が先に進んでいたり、といろいろなパターンがありますが、分からなくても線分図など書いて、考えるようにしましょう。
距離の差が無くなるところがキーポイント!
◆基礎◆標準
アプローチ①左1⃣
単位変換の基本問題です。秒速1m=分速60m=時速3600m=時速3.6kmとなります。補足では、秒速□mから時速△kmにするには、3.6倍しています。下記を覚えておきましょう。
秒速□m=時速△km → □×3.6=△
秒速と時速の変換は早くできるようにしましょう。
アプローチ②左1⃣
(1)4km=4000mです、単位に気を付けます。(2)1時間15分は1と4分の1時間です。(3)20分は3分の1時間です。時間の分数に慣れましょう。
アプローチ②右1⃣
(1)40秒で1km走ります、3600秒なので90倍しても良いです。秒速を25m/秒、から3.6倍しても良いです。
アプローチ②右2⃣
車の速さを秒速で求めて、時速に直します。時速が分かれば、時間がわかります、答えが分数の時もありますよ。
アプローチ③左1⃣
AとBの線分図を書いて考えています。1分で30m差なので、何分で1500m差になる、と考えています。
アプローチ③左2⃣
46分後のAとBの差を考えます。1分当たり8m差がつくので、46分後は8×46=368mと出せるようにしましょう。
アプローチ③左3⃣
6時間後、AはBよりも早いので42km先に居ます。1時間で7km差がつくことになります。Aの速さが出ているので、引くと解けますね。
アプローチ③右1⃣
AとBが反対方向に進みます。1分の差は、二人の速さを足して分かりますね。1分で170m、とわかるので、3400m差がつくには、、、と考えます。
アプローチ③右2⃣
12分後を考えます。1分で110m離れるので、12分後は110×12、で求まります。
アプローチ③右3⃣
反対方向に進みます、3時間で312km離れますので、1時間で104km(AとBの和)が分かります。Aがわかるので、Bは、104から引くとわかります。
アプローチ④左1⃣
兄と弟が駅に向かって歩く問題です、動画では兄と弟の動きを動画加工して教えてくれています。兄が進んだ距離(90×35)と弟が進んだ距離(78×35)から分かりますが、式として(90-78)×35、で求めることができるようにしましょう。
アプローチ④左2⃣
はじめ630m離れて、兄と弟が駅に向かい同時に着きます。差630mが無くなる時間を求めます。
アプローチ④左3⃣
はじめ520m離れていて、20分後に駅に、兄と弟が同時に着きます。兄と弟の速さの差が、520m÷20分、で求まりますね。
アプローチ④右1⃣
(1)家と学校が1500m離れていて、太郎君が家から学校へ向かいます。5分後に兄が追いかけて、学校に向かいます。60×5=300mとわかります。(2)1分で20m追い付くので、300m追い付くのは15分後、とわかります。(3)15分後は1200m進んでいることから、1500mから引けば答えが求まります。
アプローチ④右2⃣
まずは、問題文を図にまとめて考えましょう。お兄さんと春子さんの速さの問題です。先ほどと同じように、6分間でついた差420mなので、追い付く時間を14分後、と求めることができますが、春子さんが出てからは14+6=20となりますね、気を付けましょう。
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アプローチ⑤左1⃣
問題の内容を図にまとめて考えていきましょう。学校、公園、3600m、Aくんが70m/分、Bくんが80m/分、歩く向き、を動画ではわかりやすく書いてくれています。図が書ければ問題は解けたようなものですね!
アプローチ⑤右2⃣
図書館と駅が3300m、9時にA君が図書館から60m/分、B君は9:10に75m/分、なので、10分で既にA君は進んでいる、という図を書きましょう。A君が600m進んでる状態から考えます。
アプローチ⑥左1⃣
学校と公園の真ん中で出会う問題です。出発の時刻も違うので、A君は5分進んでいるいて、300m既に進んでいる状態から、真ん中で出会う、という問題です。1分で20m差が縮まるので、300m縮まるには15分ですね。(2)ではA君B君の合わせた速さで15分進んだ距離に300m足す方法で求めています。別解では、B君が真ん中までは80m/分で15分歩いたので、それを2倍しても求まります。
アプローチ⑥右1⃣
AくんBくんが池を反対方向に回る問題です。1周1200mですので2にが進んだ距離の和、が1周の時に出会います。
アプローチ⑦左1⃣
うさぎとカメが同じ方向に池の周りをまわります、動画加工で追い付くイメージを教えてくれていますね。2人が進んだ距離の差が1周のときに追いつきます。遅い方が1周以上した場合でもやっぱり差がちょうど1周で追いつきます、動画加工を確認しましょう。
アプローチ⑦右1⃣
AくんBくんが公園に行って引き返します。解き方①では区切って考えます。A君が公園に着いた時と、引き返した時、で区切ります。Aくんは12.5分で公園につくので、その時、B君が12.5分後の1000mすすんでいて、公園まであと500m、となっています。あとB君が2.5分進んだらA君と出会います。補足1では500mは、AくんBくんの1分の速さの差40mから、12.5分後から500m、と出すこともできます。補足2では1200mが12.5分と2.5分の足した15分後、から求めることもできます。解き方②では区切らずに考えます。二人が進んだ距離の和は、3000mとわかりますので、これを二人の速さの和からであった時間が分かります。
アプローチ⑦右2⃣
区切らずに考えると計算が割り切れて簡単になります。二人合わせて2880m進んで出会った、と考えると24分後に出会ったと計算できますね。
◆応用
アプローチ⑧左1⃣
AくんB君が400m離れて同じ方向に進みます、Aくんは1分で20m多く進めます。(2)ではAくんはBくんを追い抜きます(3)では二人の差が60mになる2回のタイミングを求めます。340m差がついた時、460m差がついた時、を求めますね。
◆発展
アプローチ⑨1⃣
状況を図に書いて整理して考えましょう。鈴木君が5分先の240m進んでいて、その後に山田君が進み、差が無くなる時間を求めます。(2)では山田君が折り返して鈴木君と出会います、二人合わせて480m進んだ時に二人が出会います。聞かれているのは、山田君が出てからなので、忘れずに10分足しましょう。別解として(2)だけで考えると、二人が進んだ距離の合計は1680m(960mx2-240m)なので、それを二人の速さの和で割ると答えの14分後が出ますね。
アプローチ⑩1⃣
5分後は2人の差は1200mでした、12分後は240mになるのですが、すれ違う前と、すれ違った後、の2つを考えることができます。すれ違う前は、11分後なので、6分で960m進んだ場合となります。二人の速さの和がわかるので、5分で進んだ距離が分かり、家から駅までの距離を出すことができます。同じようにすれ違った後は6分で1440m進んだことになるので、二人の速さの和がわかり、同じ様に解くことができます。
まとめ
距離の差と、二人の速さの和なのか差なのか、で考えていくことが多かったですね。問題文で何を聞かれているかなども、間違えないようにしましょうね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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