理科の動画「物体のいろいろな運動」を見ました。
球を転がして、どこまで飛ぶか、ぶつけたらどうなるか、などを学びます。感覚的に分かりやすいのかな、とも思いますが、グラフなど読み取ったりもしますので、しっかり問題も読んで解くようにしましょうね。
地球の引力と人工衛星の関係、なかなか面白いですね、動画で説明有りますよ
構成
1.コアプラス
2.デイリーチェック
3.テーマの解説
4.理科の図鑑
5.学習のすすめ
1.コアプラス
(1)空気中の二酸化炭素の濃度の問題です。二酸化炭素の濃度がジグザクで増えていっています、これは植物の光合成によります。濃度が下がると夏、ですね。(2)(3)過酸化水素水は酸素と水に分かれます、これは反応を早める二酸化マンガン(触媒)があります、他には生レバー、生ピーマンなどあります。酸素の発生量のグラフでは、二酸化マンガンが多くても少なくても酸素の発生量は変わりませんので、直線になります。(4)(10)消石灰(水酸化カルシウム:アルカリ性)と二酸化炭素(酸性)を混ぜると、炭酸カルシウム(石灰水を白く濁らせます)と水、になります。水上置換法、下方置換法、等を確認しましょう。酸素は水上置換法で集めます。スチールウールは炎が出ません。スチールウールを燃やしても炭素が無いので、二酸化炭素は出ません。
2.デイリーチェック
月の公転図の問題です。公転周期は29.5日です。何時にどの月が見えるか、公転図に書き込んでみましょう。月の自転と公転周期が同じですね。毎日48分ずつ遅れて見えます。南中時刻から考えるようにしましょう。月の出と月の入りの時間は日付が変わっていることがありますので、注意しましょう、太陽と違いますね。
3.テーマの解説
今回の単元について
・物体の運動と速さ
斜面を転がる時の速さを考えます。
・物体の衝突
ぶつけた時にどうなるか、を考えます。
ポイント①ー1 斜面を転がる物体~重いものは早く転がるのか?~
球が転がる図が表紙にあります、ストロボ撮影です。球の重さを変えたストロボ撮影を見てみます。軽い球と重い球を比べてみると、球の重さが変わっても速さは変化しない、と分かります。ピサの斜塔でガリレオが実験したのが有名ですね。空気抵抗が無ければ、同じ重さの鉄の球と鳥の羽は同時に地面に落ちますよ。水平な地面を転がる場合は、同じ速さで転がります。水平な地面を転がる時のグラフの説明があります。球の速さは変わらないので、横に直線のグラフなります。球の進んだ距離は斜めの直線になりますね。
ポイント①ー2 斜面を転がる物体~球を早く転がすための条件~
レールの角度を変えています。ストロボ写真の球の数を数えると、床に着くまで0.9秒だったのが、0.8秒になっています。つまり、高いところから手を離すと球は早く転がる、と分かります。水平な地面で摩擦は考えずに考えると、ずっと転がり続けます。宇宙空間では、摩擦が無いので、ずっと進み続けますね。人工衛星の動きは、スピードを上げることで地球の周りを落ちずに回り続けていることになります、落ち続けている、とも考えれますね。
ポイント②ー1 物体の衝突~代からとび出す球の動き~
物体がそのまま飛びだす時と、ぶつかって飛び出す時の比較があります、同じ距離を進んでいますね。地球の引力の為、縦方向の速さはだんだん早くなっています。横方向は同じ速さですね、変わっていません。
ポイント②ー2 物体の衝突~速くとばすとゆっくり落下するのか?~
鉄と木の球では、どちらが重いかわかりますか?球の飛距離を比べると、木の球の方が遠くまで飛んでいます。ぶつかっているものは同じです、斜面の角度も落とす高さも同じです。ですので、ぶつかった木の球が軽かった為、遠くまで飛んだ、とわかります。
木の球と鉄の球が落下するスピードは同じです。動画では同時に落下する説明動画がありますね、分かりやすいですよ。
ポイント②ー3 物体の衝突~急斜面は「はやい」のか?~
斜面の傾きを変えて考えます。速さは同じです。斜面の傾きではなく、高さが高いかどうかです。物体の速さは高さ(落差)で決まります。斜面の距離から、急斜面の方が時間的にはやく速度があがります。
ポイント③ー1 速さと高さ~転がした球はどこまで上がるのか~
摩擦のない斜面で球を転がします。高さは同じ位置まで転がりますね、これも、物体の速さは高さ(落差)で決まる、ためです。複雑に凸凹した斜面でも、開始と同じ高さまで上がります。球の早い順は、高さエネルギーが速さエネルギーにかわるので、一番低いところが早くなりますね。
ポイント③ー2 速さと高さ~「速さ」と「早さ」~
動画では問題があり、ゴールを通過したときの速さは、同じ地点から転がすので、速さは同じとなります。ゴールに先に着くのは、途中の道のりが違うので、Bの方が早いです。分かりやすいイラスト動画がありますね。
ポイント④ー1 おまけ~実験問題~
動画では黒板に実験問題を3つ紹介してくれていますね。球の重さや落とす時の角度、位置などから考える問題です。球の重さが増えると、木片の移動距離が増えていることが分かります。斜面の角度を変えても木片の移動距離は変わっていませんが高さは変わっていない為、木片の移動距離は変わっていませんね。複数の実験を見比べながら考える問題ですね、難易度は高いですが、身に着けたいです。
ポイント④ー2 おまけ~物体の落下~
地球の引力で落下する図です。だんだん早くなっていますね。各時間と距離の関係性を考えます。1秒後から考えると、2倍の2秒後には4倍の20m落下しています、3倍の3秒後に9倍の45m落下しています。つまり、4秒後は16倍になりますね。
4.理科の図鑑
アサガオです。つる植物です。自家受粉します。アサガオは一度しぼむと、もう開きません。ヒルガオ科ですね。短日植物です。アサガオやキク(電照菊)です、光を当てることでキクを咲かせないようにしています。
まとめ
物理的な学習です、高さや速さや衝突などエネルギーの考え方ですが、身近に体験しやすいことですよね。実験して確認したいですね~
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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