理科の動画「天気とその変化」を見ました。
天気予報など、テレビでも身近に話が聞けるので、いろいろ聞いてみましょう。日本を取り巻く周りの気団の話や、日本の地形など、いろいろ関係しますので、覚えることも多いですが、理解して覚えましょう。
大人になったら天気の話はよくします、、、、
構成
1.コアプラス
2.デイリーチェック
3.テーマの解説
4.理科の図鑑
5.学習のすすめ
1.コアプラス
光の速さは30万kmです、太陽までの距離が1億5千万kmなので計算すると8分20秒と分かります。地球1周は4万kmですので、7.5秒分の1で1周します。光は屈折します。垂直な線を引いて、入射角のちがいを確認しておきましょう。入ってきた光と出ていく光は平行になっています。プリズムの場合は全反射が起こります。光ファイバーケーブル内では全反射を使っています。音の大きさは波(振幅)が多きいです。振動数は音の高さです。振動するものが長いと音が低くなります。モノコードです、弦が太い方が低い音が出ます。音の速さは温度によって変わります。船の音の問題は、音は往復すること、船の速さも考える事、を忘れないようにしましょう。
2.デイリーチェック
1⃣
グラフから氷が溶け始めて溶け終わる時間、などを見つけましょう。加えている熱量を求める時は、温度が変化しているところの注目して解いてみましょう。湿度の問題は割り切れない場合は問題文の指示に従いましょう。結露も理解しておきましょう。
2⃣
水蒸気が発生した理由は、アルコールが燃焼したことを書きます。空気が出てきた理由は、温かい水の方が溶けやすい、ということを書きます。露点より温度が下がると水滴が出てくることを記載います。
3⃣
イチョウのギンナンは種子です。ドングリはクヌギやナラ(落葉樹)、シイやカシ(常緑樹)もできます。
3.テーマの解説
・雲のでき方
→上昇気流などを理解して考えます。
・季節と天気
→四季について学びます。
ポイント① 雲画像と天気図
天気図は気象衛星ひまわり、から写真が撮られます、赤道上空の36000kmにあります、静止衛星です。人工衛星は地球の引力を使っています。冬の天気です、天気図です。〇は快晴(雲が0~1)です。晴れ(2~8)、◎くもり(9~)となります。雪の記号や雪の記号から羽が生えている方向は、吹いてくる風の方向を表しています。
ポイント② 冬の天気~高気圧・低気圧と雲~
日本海側と太平洋側では天気が違います。北西からの風が山にぶつかって、上昇します、水蒸気が冷やされて雲ができます。山の上に行くと、気圧が低くなって水蒸気は膨らみます、温度が下がります。ので、新潟では雪が降ります。東京側では、空気が山から下降してきます、乾いています。新潟が世界有数の豪雪地帯なのは、山があること、日本海があるので雲に水蒸気が大量に含まれていること、があげられます。高気圧と低気圧があります、単位はヘクトパスカル(hPa)です。空気の圧力が高いところを高気圧、と言います、下降気流の方が空気の圧力が高くなります。逆に低気圧は上昇気流です、空気が上昇すると、雲ができやすくなり、天気が悪くなります。高気圧から低気圧へ風が吹いています。高気圧の空気の塊を気団、といいます。シベリア気団は大陸の上にあるため、海上より温まりやすく、冷めにくいので、下降気流が発生しやすく、高気圧の気団となります。これらから日本に風が吹いてきます。低気圧の方が風が早いです、気圧の幅が狭いと、風が強いです。
ポイント③ 梅雨の天気~梅雨前線と雲~
梅雨前線です、北にあるオホーツク海気団、南にあるのが小笠原気団(太平洋高気圧)です。下降気流なので外に風が吹いています。梅雨前線の丸い方が暖気、三角の方が寒気になります、進んでいる方向を表しています。暖かい空気が軽いため、暖気が寒気の上に乗ります。梅雨は南側から始まります、夏に進むと、小笠原気団が強くなって、北へ押し上げていくため、梅雨前線が北上します。
ポイント④ 夏の天気~台風①・積乱雲~
夏の天気は小笠原気団の影響を受けます、ジメジメしているのは、海の気団だからです。秋になると台風が来ます。夏の台風は日本の西を通ります。台風は低気圧です。小笠原気団がある時は台風は日本にこれません。偏西風で台風は西から東へ流れています。夕焼けだと翌日晴れ、なのは、西に雲が無いので次の日が晴れる、ということです。天気は西から東へ移動します。夕立は積乱雲にて発生します。夏の晴天によって、地面が温められて上昇気流が発生し、雲ができます。夕方になると上昇気流が弱まり、雲の中にある水滴が大きくなり、上昇気流で支えきれなくなり、夕立が発生します。土砂降り、は1時間当たりに20~30mmです。
ポイント⑤ 秋・春の天気~台風②・移動性高気圧~
台風とは、赤道付近で発生した熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が毎秒17m以上になったもの、です。反時計回りに渦を巻きます、地球の自転のためです。台風の東側が風が強いです、危険半円と言います。進行方向と同じ向きに風が吹き込むので足し算されて風が強くなります。逆に西側は打ち消されて風が弱くなります。春の天気は、雨がシトシト降るイメージです。春の天気は日本の西側にある長江気団の影響をうけます。移動性高気圧、と言います。大陸の気団の為、乾燥していて、南の気団なので暖かいです。ちぎれた高気圧が西から移動してきて、低気圧、高気圧と交互に来るため、天気が変わりやすいです。
4.理科の図鑑
雲です。形は10種類あります。積雲と層雲に分かれます。積雲は上に、層雲は横に伸びていきます。雨を降らせる雲は、乱層雲、積乱雲です。「乱」が付くと雨を降らします。乱層雲は灰色っぽいです、暗く見えているだけです。雲の高さが違います、高いと「高」や「巻」が付きます。山にカサ雲ができると雨が降ります、風以外に水蒸気もたくさんある、とわかるからです。朝に虹がかかると雨が降ります、虹が見える方角は西にみえます、西方向の空気中に水滴が沢山ある、と分かるからです。ツバメが低く飛ぶと雨がふる、は、虫が空気中の水分が多くなると低いところに飛ぶようになるからです。クモの巣に朝露が付くと雨、は、朝につゆが付くということは気温が低いということは、放射冷却の為、晴れているためです。夕焼けの翌日は晴れ、なのは西から東へ吹く偏西風の為です。
まとめ
毎日のようにテレビでも天気図や気象衛星からの写真が紹介されているので、是非確認しておきましょう。理屈がわかると、お天気情報も分かりやすいですよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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