理科の動画「総合演習③」を見ました。
最後の平常授業の動画です。入試に向けてのホントの最終確認ですね。試験は緊張せずに臨みましょうね。
こころを整えて臨みましょう、ここまで頑張ったし、試験も大丈夫ですよ。
〜基礎編〜
1.コアプラスの解説
発展知識の総完成です。
(1)凝固点降下とは、溶質の量に比例して凝固点が下がることです。
(2)塩素系と酸性の洗剤を混ぜると危ないです。
(3)27.3日は月の公転周期です。新月から次の新月は29.5日です。
(4)満潮と干潮の海水面は、太陽や月から引っ張られることによります。大潮は太陽と月が同じ方向で海水面を引っ張るときですので、新月の時です。小潮は上弦の月と下弦の月の時です。
(5)(6)明けの明星は東、よいの明星は西です。内惑星の考え方は理解しましょう。
(8)地震の震度は0からです。
(9)水圧は深い方が大きくなります。
(10)凸レンズです、光源からレンズまでの距離と等しいところに集まった時は、光源は焦点距離からの2倍の位置、となります。必ず覚えておきましょう!動画で確認をお勧めします。
※これが最後のコアプラス確認テストなので、今までのところもしっかり見直しておきましょう!
2.知識の50題 確認テストの解説
【化学】(1)~(10)
(1)過酸化水素水(オキシドール)→酸素+水 になるのは、二酸化マンガン(血液、生野菜、生のレバーなど)が触媒(反応を早める)の働きをするからです。
(2)メタン(都市ガスに含まれる)は天然ガス(化石燃料で炭素・水素が主成分)に多く含まれます。
(3)ろうそくの内炎が一番明るいです。
(4)アルコールランプを消すときは酸素を不足させて消します。蓋をしばらくして取り外してもう一度蓋をします。中の気圧の低下を防ぎます。
(5)ドライアイスの白い煙は空気中の水蒸気です、二酸化炭素ではありません。
(6)氷と水と水蒸気の違いです。状態変化では重さは変わりませんが、氷は水の1.1倍の体積、水蒸気は水の約1600~1700倍の体積です。密度は重さ÷体積です、
(7)水温と重さの計算をてんびんで考えます。
(8)溶解度の問題です、食塩の溶解度は水温が上がってもあまり変化しないです。
(9)石灰水はにおいがしません。
(10)塩酸と水酸化ナトリウム水溶液のどちらとも反応するのは、アルミニウムです。水素が発生します。
【地学】(11)~(20)
(11)飽和水蒸気量の問題です。部屋の体積を出して考えます。
(12)台風は高潮が起こります、大潮で高潮になると被害が大きくなります。
(13)貿易風(東から西へ吹く)が弱いと水温が高い状態となり、エルニーニョ現象となります。貿易風が強いと水温が低くなり、ラニーニャ現象、となります。
(14)当時の状況や環境を教えてくれるのが示相化石です。示準化石は年代を教えてくれます。アサリ・ハマグリは浅い海、シジミは河口付近や湖、サンゴはあたたかく澄んだ浅い海、ホタテは冷たい海、です。
(15)大陸プレートに海洋プレートが沈み込みます、海溝です。海溝型地震です。
(16)月のクレータは隕石がぶつかった後です。
(17)西経120°のロサンゼルスの時間を使って解きます。
(18)太陽系の中で、2番目に小さいのは火星です。
(19)(20)1日、約1度西へ移動します。オリオン座は12/15の真夜中に南中します。
【植物】(21)~(30)
(21)(22)種子植物は、被子植物と裸子植物に分かれます。被子植物は双子葉植物と単子葉植物に分かれます。裸子職打つはマツ・スギ・イチョウなどです。イネ科は単子葉植物ですよ。
(23)花びらが無いのが風媒花です、マツです。トウモロコシは単子葉植物で風媒花です。
(24)植物の葉の裏の方が蒸散が激しいです、気孔が多いです。
(25)アルコールで湯煎する理由は、気化しない様する為です。葉の中の葉緑素が抜けるので、アルコールが緑色になります。
(26)サボテンのとげは、葉が変化したものです。
(27)トノサマバッタはイネ科の葉を食べます、不完全変態です。
(28)極相です。裸地から、ススキなどが生えて、陽樹(アカマツ・クヌギ・ケヤキ・コナラなど)が生えて、陽樹林ができて日陰にはシダ植物などが生え、陰樹(スギ、カシ、クス、ブナ)の幼木が増えてきて、混交林になり、しばらく陰樹林になりこの状態を極相と言います。
(29)ナズナでぺんぺん太鼓ができます。
(30)顕微鏡は接眼レンズから取り付けるのは、上からほこりなどが入らない様する為です。
【動物】(31)~(40)
(31)肺の下に横隔膜があります、横隔膜が上がると、胸腔が狭くなって気圧が高くなり、空気が出ていきます。呼吸の仕組みです。
(32)タンパク質とでんぷん(炭水化物)、脂質、ビタミン、ミネラル、覚えておきましょう。
(33)心臓の作りと各動脈については全部覚えましょう。
(34)ヘモグロビンは鉄分が必要です、酸素を運びます。
(35)精子(約0.06mm)、卵子(約0.14mm)の大きさです。着床して受精します。
(36)複眼(色や形を感じます)と触覚(味やにおいを感じる)、単眼(明るさくらいしかわからない)の違いを覚えておきましょう。
(37)ミツバチの働きバチは全部メスです。でも産卵はしません。オスは繁殖期しかいません。女王バチしか卵を産みません。
(38)メダカのひれの枚数は7枚、5種類です。胸びれと腹びれ、が2枚づつあります。背びれ、尻びれ、尾びれは1枚です。
(39)生産者(植物)、消費者(草食動物)、消費者(肉食動物)、分解者(ミミズ、菌類、細菌類など)の関係を覚えましょう。養分の循環です。
(40)卵を産むのは鳥類とは虫類です。殻は炭酸カルシウムで出来ています。
【物理】(41)~(50)
(41)電流を1、抵抗を1、電圧を1、として考えます。電流と電圧は比例の関係です。
(42)電圧が一定の時の電熱線の抵抗は、長さに比例、断面積に反比例します。
(43)電球の明るさ比べは、電流の比だけわかれば良いです。抵抗が大きいと電流が小さいです。
(44)朝や夕方は太陽光が大気を通る距離が長いので、散乱しにくい赤が残ります。
(45)天体望遠鏡は上下左右が反対になります。上下左右を反対にする(180°回転)させます、動画ではわかりやすく説明してくれていますよ。
(46)ばねをつなげた時の伸びを考えます、上のばねには70gかかっています。
(47)輪軸です、逆比を使うと楽に解けます。
(48)棒に重さのあるてこの問題です。両端の支点にかかる重さを比で分配します。
(49)難しい問題です。動画ではおもりをつるす前の状態から説明してくれています、分かりやすいですね。のびが違うのでややこしいですね。
(50)地球に届く有害な紫外線はオゾン層が防いでくれています。
※これで平常授業は終わりです。解いた問題について、しっかり直しを行いましょう。
〜標準編〜
総合演習の解説
総合演習【1】
溶解度の計算問題です。計算の注釈をきちんとチェックしましょう。少数第二位までです。ホウ酸と食塩の溶ける量を求めます。(4)では水100gだと、何グラム出てくるか、から考えてみます。水と水溶液の考え方を間違えないようにしましょう。蒸発した水に何グラム溶けていたか、でも考えます。蒸留、ろ過、蒸発、二股試験管の違いを理解しておきましょう。
総合演習【2】
電流、電磁石、LEDの電磁誘導の問題です。実験はエナメル線の長さをそろえて行います。方位磁針の問題は、磁力線を考えます、右ねじ(右手)の法則です。電磁誘導は磁界の向きを妨げるように発生します。タービンを回転させて発電しています。燃料電池は、化学エネルギーを電気に変換しています、水素と酸素の結びつきのエネルギーです。水以外を出さないのでクリーンなエネルギーです。
総合演習【3】
顕微鏡の問題です。手順の意味を理解しましょう。直射日光の当たらない明るい水平な場所に置きます。接眼レンズ、対物レンズの順でとりつけます。初めは低倍率のものを使用します。反射鏡を調整します。ステージにプレパラートを置きます。横から見ながら対物レンズとプレパラートをできるだけ近づけ、レンズを除きながら遠ざけてピントを合わせます。動画では、各手順の意味も説明がありますよ。顕微鏡を見ていて、動かしたい方向とプレパラートを動かす方向が逆になります。
倍率の問題は元の何倍になるかを選べるようにしましょう。
メダカ(魚類)の心臓は1心房1心室です。解剖顕微鏡、双眼実体顕微鏡、電子顕微鏡など知っておきましょう。
総合演習【4】
月、月食、南半球で見える月、の問題です。月の見え方の最終確認、として動画で確認しておくのもありですね。月食の皆既月食、部分月食、を確認します。月食は左から欠けていきます、日食は右から欠けていきます。赤銅色になるのは、地球の大気による屈折の影響です。月食はオーストラリアでも日本でも同じ時間に見れます。南半球では東から北を通って西に沈みます。月のウサギの耳の方向は北半球と南半球で最も高くなった時、上下左右が逆になります。
まとめ
最後の動画ですね、先生方のわかりやすい説明ありがとうございました!生徒の皆さんはここまで頑張ってきた自分を信じましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
コメント