理科の動画「花のつくりと花粉」を見ました。
植物の種類を進化とともに、しっかりと理解して覚えましょう。種子を作るようになった、胚珠が子房に包まれるようになった、など繁殖しやすくなるように進化してきていますよ。たくさん覚えることはありますが、意味を確認しながら覚えたいですね。
いろいろな種類の植物がありますが、楽しみながら身近な植物に触れてほしいですね。
構成
1.コアプラス
2.デイリーチェック
3.テーマの解説
4.理科の図鑑
5.学習のすすめ
1.コアプラス
植物の種子です、カキは胚乳、インゲンマメは子葉、に栄養を貯めます。有胚乳種子は単子葉類が多いです。マツは裸子植物です。イネは単子葉植物です、イネの芽と根は同じ所(胚)から出てきます。主根と側根、根の先端の根毛、の違いを確認しておきましょう。成長点が細胞分裂が盛んです、その先が根かんです、先の方(成長点がある方)が良く伸びます。形成層があるので、双子葉植物とわかります、茎が太くなります。茎では道管が内側、師管が外側です、葉では道管が裏側、師管が表側になります。イチゴを切ると白い線の維管束が見えます。葉の表側がさく状組織です、細胞が詰まっています、葉緑体がたくさんあります。裏は気孔などがあります。ハスの仲間などは葉の表側にも気孔が多いです。
2.デイリーチェック
1⃣
北の空も南の空も、東から西に動くのは変わりません。日付と時間が違う北斗七星の位置は、間違えないようにしましょう。ベテルギウスはオリオン座の上にあるので、三ツ星より少し後に沈みます。
2⃣
北極星の高さは、緯度になります。作図した線は消さないようにします。星座早見の目盛りを使って真ん中の北極星の位置を出しましょう。
3.テーマの解説
花のつくりについてです。一般的な虫媒花で説明があります。
花の4要素として、外側から、がく、花びら、おしべ、めしべ、です。花の中のめしべの中にある胚珠が種子になります。おしべのやくにある花粉が、めしべに受粉して受精して種子ができます。がく、はつぼみの状態をしっかりと守る役割があります。アブラナの花の奥下の方には、みつせん、がついています。みつを取りにくくすることで、昆虫に花粉をつけやすくしています。子房が果実に、胚珠が種子になります。ナスのへたの部分ががくです。さくらんぼの長く伸びている部分は茎につながっている部分ですね。サクランボとナスでは、胚珠の個数が違います、種の数が変わります。サクランボはバラ科です。花びらがくっついている花を合弁花、離れているのを離弁花、と言います。
花を分解して説明してくれます。ヒマワリは花びらはキク科の植物です、花びらが集まって見えています。ヒマワリには、1つの花には1つの種しかできません、集まって見えているだけですので、気をつけましょう。八重桜は、花びらではないおしべが花びらの様に見えています。昆虫が入らないように花を袋に包んでしまうと、虫が来ないので受粉できません。でもアサガオは、昆虫がいなくても自家受粉できるので、種子ができます。マメ科の植物はチョウチョのような花びらです。チューリップは球根で育てます、栄養があるので種子より早く芽がでますね。アヤメの花びらは3枚です、チューリップと同じです、がくが目立っています。イネはおしべとめしべだけで、がくと花びらがないので、不完全花です、風媒花です。
花びらは、双子葉植物は5枚、単子葉植物は3枚が多いです、がくと花びらが同じ数が多いです。チューリップなどはおしべは6本です、3の倍数です。雄花と雌花に分けると、多様性の観点から、別の花から遺伝子を貰うメリットもあります。ソバの花はおしべとめしべが違う(長さが違う)形をしていたりします。高さを変えることで、同じ花の中だけで受粉しにくくしています。鳥媒花は、ツバキ、サザンカ、ビワ、と冬の花があります。
トウモロコシは単子葉植物のイネ科の植物です。トウモロコシは粒の本数とひげの本数が同じです。マツの花は風媒花です、松ぼっくりは、花粉をばらまいた後です、裸子植物です、胚珠が子房に包まれていない植物です、果実ができませんし、胚珠がむき出しです。マツ、スギ、イチョウが有名です、ギンナンは果実ではなく、種子です。イチゴの実のちいさな粒粒一つ一つが果実です、ので、イチゴは被子植物になります。
単性花は裸子植物です、ウリ科、トウモロコシなどです。イチョウはオスの木とメスの木に分かれています。風媒花は花粉症に関連します、裸子植物のイネ科です。スギの花は2月から3月頃に咲きます。タンポポは虫媒花です。
植物の分類はしっかり覚えましょう。
まずは、花が咲いて種ができるかどうか、花が咲いて種ができれば種子植物です。その種子植物のうち、子房が無いものは裸子植物(マツ、スギ、イチョウ)です。子房が有りのものは被子植物です。そのうち、形成層があれば、双子葉植物です。形成層が無ければ単子葉植物です。花が咲かないものはコケやシダになります、胞子で増えます。種子植物は種を作ることで乾燥に強いです。被子植物にて虫媒花となり、他の生物の助けを借りれ、子房があれば受粉直後に受精が完了することで、繁殖スピードがとても速くなります。
4.理科の図鑑
完全変態と、不完全変態のまとめです。
完全変態は、チョウです、テントウムシとゲンゴロウ(甲虫)です。蚊は羽が二枚の昆虫です、アブも羽が二枚ですね。ハチとアリは社会性昆虫ですね。アリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)ですね。
不完全変態は、エンマコウロギです。カマキリもです、羽や足の生えている位置から、カマキリの胸は長いです、見た目に騙されないようにしましょう。タガメは不完全変態です。覚え方として、「かっとばせ、少しゴキブリ」、です。カマキリ、トンボ、バッタ、セミ、スズムシ、コオロギ、シロアリ、ゴキブリです。
まとめ
植物の種類の多さは、環境への適応など多種多様な理由があります、興味をもって覚えてほしいのですが、なかなか難しいですね・・・・・ギンナンやトウモロコシなど食べれるものからのアプローチもありだと思います!
初期に作成した動画はチャプターに分かれてなかったりします・・・・
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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