サピックス 授業動画 理科6年生 H63-03 月

サピックス

理科の動画「月」を見ました。

公転図に月の影を書き込んで、どれが満月・新月・上弦の月・下弦の月、かも書き込みましょう。合わせて、地球の時刻も0時・6時・12時・18時を書いておき、何時にどの月が南中しているか、を見てわかるようにしてから問題を解くとよさそうですよ。

おかし
おかし

基本は南中時刻とその時の月の形からでしょうか・・・
そこから考えるようにしたいですね。

  

動画を見る前にしておくこと

「科学の図鑑」と「科学の眼」を読んで、「クロスワードパズル」を解きましょう

◆基礎を固めたい場合◆

①デイリーステップ【2】~【6】を解きましょう
②デーマ【1】【2】を読みましょう
③確認問題【1】【5】【7】【8】【12】を解きましょう

◆さらに挑戦したい場合◆

①確認問題【9】を解きましょう

構成

1.コアプラス確認テスト・デイリーチェック
2.今回のポイント
3.確認問題(確認1,5,7,8,12)
4.発展問題(確認9)
5.今回のまとめ
6.学習のすすめ

1.コアプラス確認テスト・デイリーチェック

コアプラス

太陽の動きと影と公転です。おさらいです。月に影を書いて考えます。どこが満月、上弦の月、下弦の月、新月、を確認します。および、地球の時間もどの時点が何時くらいか、を確認します。

公転図からそれぞれの月の(南中時刻)を考えることができます。

(3)夕方の空の低いところに3時間くらいだけ見える月、は3時間くらいで沈む、と考えられます。つまり21時に沈むと考えられ、逆に時間を進めて考えてみると、15時くらいに南中している、と考えられます。つまり三日月ですね。

(4)下記を覚えておきましょう

三日月の位置の北半球から地球を見る⇒見ている月から地球への(対角線上の先のF)の月を見た形と考える。

(5)月の自転周期・公転周期は27.3日です、月の満ち欠けの周期が29.5日です

(6)下記は同じことを述べていますが、知識として覚えておきましょう。

月の出の時刻は1日当たり48分ずつ遅くなる ⇒翌日の同じ時刻の月は(約12度東側)の位置

デイリーチェック

1⃣
図2は日影曲線です、影は基本は北を向きます、西から東に向かいます。図3では太陽側に傾いているのが夏至です。

2⃣
昼の長さや南中時刻を追記しましょう。昼の長さで緯度、南中時刻で経度、が分かります。昼の長さが短いのは北に位置します。南中時刻が12時より早いと、東経135度より東に位置します。

2.今回のポイント

月の満ち欠け

月は(右(西))側から満ち、(右(西))側から欠けます。満ち欠けの周期は29.5日です。

月の南中時刻

南中時刻は1日で(約48分遅れます)。これは月の公転が関係します。

月の公転

月の公転により月と地球の位置関係が変わる→月の南中時刻が変化する。

どちらから太陽の光で光るか、地球はどの位置で何時か、を確認します。動画では丁寧に図を用いての説明があります。基本的な部分ですが、自信のない人は是非とも確認してから問題を解くようにしましょう。

3.確認問題(確認1,5,7,8,12)

確認【1】

おさらいになります、南中時刻と、月の形、と、公転位置、です。月の傾きも含めて考えます。南中する時刻を考えます。①6時に西に沈むので、南中時刻は0時なので、満月です。②日の出なので6時に南中しているのは下弦の月、とわかります。③日の出ごろ6時に南西なので、南中は3時ごろとわかります、右側が欠けている月とわかります、これが南西にある時なので、少し右に傾けて記載する必要があります。④日の入り18時ごろの真南なので、上弦の月、となります。⑤日の入りごろ18時ごろに南西にあるので、南中は15時ごろです、右側だけ光っている形です、これが18時ごろなので、これを右に傾けます。

確認【5】

おおよその南中時刻を押さえれば、その時の月の形が分かります。

記号およその南中時刻月の形
18時ごろ上弦の月
0時ごろ満月
6時ごろ下弦の月
12時ごろ新月

月の見えている時間→太陽が出ていない時間帯で月が地平線上にある時、です

例えば上弦の月は12時から18時までは見えなく、18時から0時までは見えます。満月は1晩中見え、新月は1晩中見えない、となります。

確認【7】

太陽の光が斜めからです、首か教科書を傾けて考えてみましょう。新月はBの位置です、満月はFです、Hが上弦の月、Dが下弦の月です。地球の時間も記載しましょう。

確認【8】

月から見た地球の様子、の問題です。
三日月の位置の北半球から地球を見る⇒見ている月から地球への(対角線上の先のF)の月を見た形と考えましょう。

月から見た地球の様子

・右側から満ちて右側から欠ける
・満ち欠けの周期は約29.5日
・地球から見た満月や太陽の直径の4倍くらいの大きさに見える
・1点に止まったまま動かない
・月には大気が無いため、太陽が出ていてもそらが真っ黒に見える

確認【12】

太陽の光が下からですが、落ち着いて考えればわかるはずですね。月の形、地球の時間を書き込んでしまいましょう。
表で月の出、月の入り時間がありますので、これにも月の状況を書き込んでしまいましょう。(5)17日の月は、1:31に月の入りして、12:10に月の出になっています。ここを間違えないようにしましょう。月の南中から次の南中までは24時間28分かかりますので、その日中に月の出がおさまらなかったため、月の出が「ー」となっています。

4.確認問題(確認9)

確認【9】

グラフが見慣れないですが、きちんと意味が分かれば解けると思います。(1)満月は月の出が18時ごろですので、グラフから25日から30日くらい、とわかります。(2)グラフは月の出なので、それに合わせて考えます。
グラフでは日の出、日の入りの時間が長くなってきていますので、夏至に向かっている、とわかります。

5.今回のまとめ

月の公転図

動画では公転図を基に、月の形から南中時刻を求めてみます。新月や満月など分かりやすい時間から埋めてみましょう。

月の様子

右の月の様子、も、公転運動を見ながら、きちんと南中した時の時間から月の形を書いて、理解しておきましょう。このあたりも動画で確認しておくことをお勧めします。

6.学習のすすめ

♦基礎を固めたい場合♦

①デイリーステップ【1】を解いてデイリーチェックの複数を行いましょう。
②確認問題【2】【3】【4】【6】を解きましょう
③ポイントチェックを解きましょう。

◆挑戦したい場合♦

①デイリーステップ【1】を解いてデイリーチェックの複数を行いましょう。
②確認問題【2】【3】【4】【6】【10】【12】を解きましょう
③発展【1】~【3】を解きましょう。
④ポイントチェックを解きましょう。
⑤コアプラスと理科資料の関連項目を見ましょう。

まとめ

太陽や月は、公転時の地球との関係などをきちんと図に書いて手を動かして理解しておきたいですね。図にガンガン書き込んで身につけていきましょう。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。

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