理科の動画「てこ」を見ました。
てこの問題は回転力と全体の重さを駆使して解きます。解き方も基本的なルールを守って学んでいきましょう。身のまわりにも、てこを使った道具が沢山ありますし、興味を持って学習してほしいですね。
身近なてこをつかった道具、たくさんありますよ
動画を見る前にしておくこと
「科学の図鑑」と「科学の眼」を読んで、「クロスワードパズル」を解きましょう
◆基礎を固めたい場合◆
①デイリーステップ【2】~【6】を解きましょう
②デーマ【1】【2】を読みましょう
③確認問題【4】【5】【6】【9】【11】を解きましょう
◆さらに挑戦したい場合◆
①デイリーステップ【6】を解きましょう
②確認問題【4】【5】【6】【9】【11】を解きましょう
構成
1.コアプラス確認テスト・デイリーチェック
2.今回のポイント
3.確認問題(確認4,5,6,9、11)
4.今回のまとめ
5.学習のすすめ
1.コアプラス確認テスト・デイリーチェック
コアプラスを確認しておきましょう。
コアプラス
岩石はまずは、覚えましょう、総合的に覚えておきましょう。
火成岩:マグマが冷えてできた岩石
火山岩:地表近くで急に冷えてできる。(石基や斑晶の大きさがまばら)
白っぽい岩石は、流紋岩→安山岩→玄武岩、と黒っぽくなります。
深成岩:地下深くでゆっくり冷えてできる(石基や斑晶の大きさが揃っている)
白っぽい岩石は、花崗岩→閃緑岩→斑レイ岩、と黒っぽくなります。
白色は石英や長石が多く、黒色はカクセン石、キ石、カンラン石、等が多い
示相化石:当時の環境が分かる化石
アサリ:浅い海
シジミ:湖や河口
ホタテ:冷たい海
サンゴ:暖かく浅い澄んだ海
示準化石:当時の時代が分かる化石→生存範囲が広く、生存期間が短い生物の化石が用いられます
古生代:サンヨウチュウ、フズリナ
中生代:恐竜、アンモナイト
新生代:ピカリア、ナウマンゾウ
デイリーチェック
前回の人体のおさらいです。肺の動きを理解していますか?心臓もきちんとおさえておきましょう。
1⃣
ゴム膜が横隔膜、ゴム風船が肺、を表しています。
糸を下に引く(横隔膜が下がる)
↓
容器内の体積が大きくなり、(気圧が下がる)
↓
ゴム風船が膨らむ(肺に空気が入る)
2⃣
心臓の図です、A:大動脈、B:肺動脈、C:大動脈、D:肺静脈です。ア:右心房、イ:右心室、ウ:左心室、エ:左心房です。左心室は分厚くなっています。
(3)
心臓が一日に送り出している量を計算します。これを体の中にある血液の量で割ると、血液が体内を何周するか分かります。
2.今回のポイント
てこのつり合い
・上向きの力の合計と下向きの力の合計が等しい
・時計回りと反時計回りの回転力の大きさが等しい
①半時計周りの回転力は250×30=7500です、釣り合っているので、時計回りも7500の回転力なので、Aは7500÷50=150g、とわかります。支点には250g+150g=400gの重さがかかっています。
②力の向きから反時計回りは14000なので、時計回りも同じ回転力が必要です。Bは1400g必要となり、支点には1400+100-300=1200gかかります。
・棒に重さがある場合は
重心の位置に棒の重さと同じ重さの重りが下がっている場合と同じように考えることができる
③重さが一様な100g、50cmの棒の場合、棒の重さを重りとして中心に置いてしまって考えます。
④太さが一様でない300g、100cmの棒です。棒の重心は中心ではありません、少し右側にずれています。つるしているところから、棒の重心までは20cmになります。棒の重心は右端から30cmの位置、です。
3.確認問題(確認4,5,6,9、11)
確認【4】
動画では、ひとつひとつ、とても丁寧に解説頂いています。少しでも疑問があれば動画で解決できるはずですので、分からないところがある方は動画で確認しましょう。
(1)の別解では、比で解く方法の紹介があります。すべてのてこで使用できるわけではありませんが、計算を楽にすることができますので、理解しておきましょう。距離の比5:8の逆比が重さになります、8:5ですので、12×5/8、で求まります
確認【5】
棒の重さがあります、棒の重心を重りとしてつるします。(1)比と逆比を使うと、距離が5:3なので、重さは3:5になり、左は棒の重さ50g+重さ56×3/8の21g、より71g、同様に、右のばねばかりには、50g+35gの85g、となります。(3)棒の重さは68gは両端にかかります。65gの重り、15gの重りは距離の比の逆比の重さが、それぞれ両端にかかります。左は34g+52g+5g、右は34g+13g+10g、となります。
確認【6】
ばねばかりの外側に重りがあり逆比を使うことができないので、回転力を使用します。
(1)各回転力を求めます。一番右のばねばかりの回転力が864から、各重さが分かります。
(2)支点を一番左として考えると楽になります。
確認【9】
てこと滑車の複合問題ですが、分かる重さなどを書き込んで解いていくようにしましょう。(1)左の釣り上げる重さが420g、右の滑車から引き上げる重さは280gなので、3:2となっています。ので、バットの重心は左から2:3になります。バット全体の長さが80cmから、求めることができます。(4)バットの重心は左から32cmと分かっているので、左のひもは22cm右の位置に重心があり、重心から右の台秤までは48cmとなります、つまり11:24ですので、重さは逆比の24が左のひもにかかります。
確認【11】
(1)重心を支えていると、棒の重さはつり合いに関係ありません。(2)回転力を書き込んで考えて解き進めます。動画では丁寧に説明があり、とても分かりやすいです。
4.今回のまとめ
手この計算(応用)の問題を解きます。棒のおもさを考えません。
①支点を左端に置いて考えます。支点を変えて考えましょう!重さは上向きから400gとわかります。回転力は3200必要なので、距離は8cmとなります。
②台ばかりとてこですが、バラバラに考えてみましょう。下向きの台はかりの指す70gと糸の上向きの力から重りの重さが分かります。てこに戻って、回転力から、糸は30gとわかりますので、これからおもりが100gとなります。糸の30gとおもり200gと60gから、支点にかかる重さは290gとなります。
③2つのてこが出てきますが、一つずつ考えましょう。左下のてこから考えて解き進めます。
5.学習のすすめ
♦基礎を固めたい場合♦
①デイリーステップ【1】を解いてデイリーチェックの複数を行いましょう。
②確認問題【1】【2】【3】【8】を解きましょう
③ポイントチェックを解きましょう。
◆挑戦したい場合♦
①デイリーステップ【1】を解いてデイリーチェックの複数を行いましょう。
②確認問題【1】【2】【3】【4】【8】【10】【12】【13】【14】を解きましょう
③発展【1】~【4】を解きましょう。
④ポイントチェック【3】を解きましょう。
⑤コアプラスと理科資料の関連項目を見ましょう。
まとめ
てこの単元は、順序立てて説明の有る動画をお勧めしています。複合的な問題はバラバラにして、個別に考えて解き進めましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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