理科の動画「食物連鎖」を見ました。
食物ピラミッドなどは有名ですね、食う食われるの関係です。外来種の問題だったり、環境問題だったりと、社会的な問題も理科の側面からアプローチできると、学習の幅が広がりますよね。
外来種のマングースはいまでは害獣ですが、マングースは悪くないですよね、、、、
構成
1.コアプラス
2.デイリーチェック
3.テーマの解説
4.理科の図鑑
5.学習のすすめ
1.コアプラス
カメとヘビは、は虫類です。カニとムカデは甲殻類です。ヤゴはえら呼吸です、魚以外ではカニやエビ、イカ、タコなどもえら呼吸です。モンシロチョウはアブラナ科の植物に卵を産みます。働きバチはメスです、針は産卵管が変化したものです。蚊はメスだけが血を吸います。ゲンゴロウとナナホシテントウは成虫で冬越しをします。
2.デイリーチェック
1⃣
ちょうど過不足なく反応するところを探しましょう。アルミニウム0.2gと塩酸50gで水素が250でます。これを用いて比例倍させて考えます。足りないほうに合わせて水素が発生しますね。余った塩酸の量を出せますか?動画では説明がありますよ。
2⃣
横軸が時間です、だんだん緩やかになります。過酸化水素水が薄くなってくるからです。
3⃣
メダカのオスは、背びれの切れ込み、尻びれの平行四辺形などの特徴はしっかり書きましょう。イチョウの葉を書きます。葉脈が交差しないようにかきます、理科資料p45を見てみましょう。
3.テーマの解説
・メダカの体のつくりと生態
・プランクトンの顕微鏡の使い方(理科資料P36,37,40,41)
・食物連鎖(消費者、生産者、分解者)
ポイント① 食う食われるの関係
生き物たちが食べたり食べられたりします、これが食物連鎖です。ミジンコはメダカに食べられます。メダカはヤゴに食べられます。ミジンコはミカヅキモは食べます。ミカヅキモは植物プランクトンで、光合成で栄養を作ります。動画では、ミジンコが減ったらどう変化して食物連鎖が維持されるかの説明があります。ミジンコが減ると、メダカが減りミカヅキモが増え、しばらくするとミジンコが増えます。植物プランクトンが増えると、水面の色が変わります。
ポイント② 顕微鏡の使い方
接眼レンズと対物レンズを使います、理科資料のp36,p37にありますね。プレパラートに見たいものを載せます、下から光を通すためにガラスになっています。カバーガラスは斜めから載せて、空気が入らないようにします。先に接眼レンズ、次に対物レンズをつけます、ゴミが中に残らないようにするためですね。倍率の小さいものから使います。最初は横から見て、レンズとプレパラートを近づけて、そこからレンズを覗きながら遠ざけていきます。最初に倍率の小さいものからみることで、全体が見えるので、見たいものを真ん中にしやすくなります。レンズに映っているプランクトンを真ん中に寄せたい場合は、レンズ越しでは上下左右が逆に映っているので、気をつけます。倍率を100倍から400倍にすると長さがx4倍になっているので、視野が広くなって、x16倍に見えますね。
ポイント③ 食物連鎖と食物網
先程の食物連鎖で、一番多いのはミカヅキモになります。食物ピラミッドが有名ですね。自分で栄養を作り出せるのが生産者、食べるのは消費者、となります。食物網、ともいいます。ハクチョウに餌をあげ続けると、餌が無くなった時にハクチョウが餓死したり、としてしまうので、一概に良いわけではないです。
ポイント④ー1 生物多様性~日本における具体例~
二ホンオオカミが絶滅したのは有名です。シカが増えてしまい、山の植物が荒らされてしまいました。クマは余り肉を食べません、植物をよく食べます。シカはジビエ料理になります。猛禽類(ワシやタカ)は肉食です。猛禽類が減るとネズミが増えてしまいました、強いネズミが残り、ネズミの種類が減りました、生物多様性が無くなってしまいました。ネズミの数え方は、まず50匹捕まえて印をつけて放します。その後、またネズミを50匹捕まえて、その中に5匹に印が付いていた場合、全体の数が分かります。
野生のメダカは黒色です、絶滅の危機に瀕していました。ピンクのヒメダカなどを放流してしまったためです、地域ごとの特性を持った固有種が無くなります。
ポイント④ー2 生物多様性~外来種~
ハブとマングース(外来種)です。今はマングースも害獣になってしまいました。体の大きいものが小さいものを食べることが多いですが、そうでない場合もあります。ゾウリムシは動物プランクトンです、周りの毛で移動します。ブラックバスも外来種です、ブラックバスが在来の小魚を食べてしまいます、小魚が減るとミジンコが増えて、ミカヅキモが減って、水が澄んできます。でも水がきれいになっても環境に必ず良いわけではありません、生態系を乱してしまいます、魚が取れなくなったりもします。
ポイント⑤ 食物連鎖と環境問題
実例として、生物濃縮があります、殺虫剤の成分が濃くなりました。最近ではマイクロプラスチック問題もあります。食物連鎖の頂点にいる生物を食べない、という対策もあります。
4.理科の図鑑
サツマイモです。ヒルガオ科です、アサガオに似ています。じゃがいもと違って、サツマイモは根と芽が出るところが違います、サツマイモは根です。日照時間が足りないと花が咲きません。アサガオと接ぎ木できます。でんぷんは甘くないです、しばらく置いておくとアミラーゼで分解されて甘くなります。石焼き芋はゆっくりと分解されて甘くなりますが、電子レンジだと温度が急に上がるとあまくなりません。サツマイモのお酒などは麹や酵母で分解されて甘くなります。
まとめ
実例など聞くといろいろと考えさせられる単元でした、人間の都合で生態系を乱してしまったことが学べましたね。理科的にもしっかりと知識を積んで、子供たちにも環境問題などにも取り組んでほしいですね、、、、でも、まずは、点数をとれるようになりましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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