理科の動画「光②」を見ました。
光は苦手な人も多いですけど、鏡像を用いての解き方になるので、知っていればそんなに難しくないのかもです。前提となる知識も必要ですが、算数の三角形の相似を用いたりしても解くので、解き方自体も学んでしまって、そこから応用ができそうです。
鏡は光が反射したものです、鏡の中の世界、はありませんよー
動画を見る前にしておくこと
「科学の図鑑」と「科学の眼」を読んで、「クロスワードパズル」を解きましょう
◆基礎を固めたい場合◆
①デイリーステップ【2】~【6】を解きましょう
②デーマ【1】~【3】を読みましょう
③確認問題【1】【2】【3】を解きましょう
◆さらに挑戦したい場合◆
①確認問題【6】【8】を解きましょう
構成
1.コアプラス確認テスト・デイリーチェック
2.今回のポイント
3.確認問題(確認1,2,3)
4.発展問題(確認6,8)
5.今回のまとめ
6.学習のすすめ
1.コアプラス・デイリーチェック
コアプラス
(1)(2)熱の伝わり方です。すべての選択肢を理解しましょう。伝導、対流、放射、です。下記赤字部分を覚えましょう。
ア 魔法びんの真空 → 伝導
イ 日なたのあたたかさ → 放射
ウ たき火に手をかざす → 放射
エ 発泡スチロールの容器 → 伝導
オ 暖房のきいた部屋の足元 → 対流
魔法びんの銀メッキ → 放射
(9)気体の発生は、過不足なく反応している量を読み取ることが大切です。塩酸と石灰石が余らず、ちょうど反応するところは塩酸20㎤、石灰石4g、二酸化炭素600㎤、です。これに石灰石を6gとすると、1.5倍になるので、塩酸も30㎤、と求まります。二酸化炭素も900㎤、となります。(10)塩酸を35㎤で1.75倍、石灰石8gで2倍、になっています。この場合、少ない方の倍に合わせます。
デイリーチェック
1⃣
拡散光線です、相似の三角形で考えます。(1)(2)明るさの変化は、面積で考えます、面積は長さの平方倍になります。(3)(4)(5)ピンホールカメラは真横から見た図を作図します。相似の三角形を求めます。ろうそくを近づけると、像が大きくなります。太陽からの距離は片道を聞かれていますので、1.25秒×30万km/秒=375000kmです
2⃣
色の見え方の問題です、黒に見えるのはすべての色を吸収しています。光の三原色の記述はしっかり書きましょう。水色は青色と緑色で出来ます、赤色を吸収していることが分かります。(3)植物が緑色に見える理由は緑色を反射しています、赤色や青色を吸収しています。光合成の話はややこしいですが、一度理解すれば簡単ですので頑張りましょう。
2.今回のポイント
鏡像の位置
光の進み方を書くにあたり、鏡像から書く下記手順を理解しましょう。
鏡にうつって見える範囲の作図
こちらも手順をしっかりと確認しましょう。
目の鏡像を書き、目の鏡像と鏡の両端をそれぞれ結びます。
3.確認問題(確認1,2,3)
確認【1】
光の基本の入射角と反射角の確認です。覚えておくことも大事ですが、理屈も理解しておきたいところです。入射角と反射角は等しくなります。法線と光がなす角です。空気から水に入る光は、深く入っていくイメージで、水から空気に出ていく光は、水平になるように出ていくイメージです。(3)鏡を回転させると反射光は鏡の回転の2倍の分だけズレます。(4)全身をうつすのに必要な鏡の長さは新調の半分、です。(5)は法線を書いて考えると分かりやすくなります。
確認【2】
鏡像を記載して考えます。作図することで、理解が進みます。(1)鏡のうつる範囲の作図をします。鏡が狭い場合、鏡を延長して線対称の位置を書きます。(2)木の鏡像を書いて、目と鏡像を結んで考えます。必要な鏡の長さを求めるには、ピラミッド型の相似の三角形を求めて解きます。
確認【3】
反射に関する作図の問題です、なかなか面白い問題です。方眼があるので、上手に線を引いて解きましょう。Aから反射する作図をするのに、鏡の右端では方眼の2マス進んだ⑩の位置、とわかります。鏡の左端は②の位置とわかります。よって、Bが②に来たら見えます。Bくんから見てAくんが見える、ということは、逆にAくんからみてB君が見える、ということです。BくんからみてAくんの体が少しも欠けないで見えるのは、両端の②と⑩を省いた、③~⑨、となります。また、Bくんが自分の姿が欠けないのは鏡の真正面なので、⑨~⑪となります。よって、両方を満たすのは⑨、となります。
4.発展問題(確認6、8)
確認【6】
合わせ鏡です、求める式も覚えておきましょう。
動画では90度で組み合わせた鏡の(3)の問題で上記式の説明があります。合わせ鏡を90度にすると、1周360度を4つに分けることになりますが、そのうちの1つが実物なので、1を引きます。向きについても各鏡像を一つ一つ考えてみると分かります。90度の合わせ鏡の場合は2回反射しているので反対になっています。
確認【8】
光が屈折する問題です、水槽を通る光の問題です。人の目の錯覚です。(1)図では真上から見ています。棒の上側からの光は水槽をとおらないです、棒の下側からの光は水槽をとおるので屈折しています。アから見ると、棒の下側が右に屈折して見えます。(3)(4)を先に考えます、魚が浅い位置に見えます、これは、錯覚で見えている魚の位置と、実際に魚の位置から目までの光の道筋を書いてみましょう。(2)も同じ様に屈折している光の道筋を書いてみましょう。
5.今回のまとめ
全身をうつすために必要な鏡の長さは、身長の半分で良いですが、地面からどれくらいの位置に置くか、を考えます。動画では、目の高さ150cmの人の場合、三角形の相似を使って、地面から65cmから140cmの位置に鏡を置けばよい、とわかります。
木を鏡にうつす場合に必要な鏡の長さについて考えます。木が後方にあるとき必要な鏡の長さ、木が前方にある時の必要な鏡の長さを動画では図に書いて説明してくれています、とても分かりやすいので、しっかり確認しましょう。
光の道筋については、作図をしっかりして理解するようにしましょう。
6.学習のすすめ
♦基礎を固めたい場合♦
①デイリーステップ【1】を解いてデイリーチェックの複数を行いましょう。
②確認問題【4】【5】【9】を解きましょう
③ポイントチェック【1】【2】を解きましょう。
◆挑戦したい場合♦
①デイリーステップ【1】を解いてデイリーチェックの複数を行いましょう。
②確認問題【4】【5】【7】【9】【11】を解きましょう
③発展【1】【2】を解きましょう。
④ポイントチェック【3】【4】を解きましょう。
⑤コアプラスと理科資料の関連項目を見ましょう。
まとめ
光の単元は、鏡像を作図する、が大切です、面倒くさがらずに、物差しを使ったりマス目を使ったりして、丁寧に記載するようにしましょう。
合わせ鏡が少しややこしいですが、動画では丁寧に解説あります!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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