サピックス 授業動画 理科6年生 630-31 天体総合

サピックス

理科の動画「天体総合」を見ました。

天体の少し特殊なケースである、南半球から観測、や、白夜や極夜、などが出てきます。地球の自転や地軸の傾きから起こる現象です、覚えるのもいいですが、毎回図に書いて考えるように仕組みを理解しておくことが良いかもしれませんね。

おかし
おかし

月食や日食や金環日食など、子供に体験させてあげたいですね。

   

〜基礎編〜

コアプラスの解説

いろいろな植物の再徹底です。
(6)マツは陽樹で、針葉樹です。アオキは常緑、低木、陰樹です。シイは、陰樹で、常緑広葉樹です。ブナは、陰樹で、落葉広葉樹です。
(8)春はアブラナ、オオイヌノフグリです。夏はオシロイバナ、ツユクサです。秋はススキ、ヒガンバナです。冬はサザンカ、ヤツデです。
(10)拡散光線の場合、焦点距離の2倍の位置に光源があります。

デイリーチェックの解説


1
地層の問題です。(3)は等粒状組織なので、深成岩です。深成岩は白っぽい方から、カコウ岩、センリョク岩、ハンレイ岩です。
図3では、地層の問題です。砂、小石、泥、から、水深がわかりますね。断層部分については左右から引っ張られたので、片側が落ちたと考えられるので、正断層です。不整合面は陸上で浸食をうけたことがわかります。


生物実験です。さなぎの初めの数と死亡数の関係を考えます。

テーマの解説

テーマ【1】南半球

南半球の月や太陽や星の動きを学びます。南半球では、太陽は北の空を通ります。東から北の空を通って西に沈みます、反時計回りに動きます。動画ではわかりやすく説明がありますので、是非確認しましょう。地軸の傾きがあるため、北半球と南半球では季節が逆になります。


月の動きも太陽と同じ様に、 東から北の空を通って西に沈みます、反時計回りに動きます 。南半球の月は北半球でみる月と上下左右の向きが反対に見えます。上弦の月が、下弦の月に見えます。


星の動きはオリオン座で説明があります。北極星は南半球では見えません。オリオン座も上下左右が反対に見えます。

テーマ【2】緯度

北緯36度、赤道、北極、で見た太陽の動きを、覚えるのではなく、図で書いてわかるようにしましょう。地軸の傾きが23.4度です、夏至や冬至の時に天頂に南中する緯度線を、北回帰線、南回帰線といいます。夏至で太陽が沈まないのは白夜です。北緯66.6度以北は、夏至の時に白夜になります。逆に南半球側は極夜、となります。

北極では春分秋分では、天頂にあります。北極星と中心に回転させて考えてみましょう。

〜標準編〜

確認問題の解説

確認【4】

惑星の問題です。内惑星と外惑星の見え方の確認です。金星は、内惑星です、真夜中には見えないです。夕方の西の空に見える金星をよいの明星、明け方に東の空に見える金星を明けの明星、と言います。地球に近いほど大きく見えますが、欠けも大きくなります。火星は、外惑星です、真夜中にも観察できます、満ち欠けはしますが欠けは小さいです。天体望遠鏡で観察すると、上下左右逆転します。
明けの明星が太陽と30°の差があるなら、2時間観測できます。地球は1日当たり1°公転します、金星は360°÷225から約1.6°となります。360°÷(1.6°-1°)、で求まりますね。

金星の見え方

・真夜中は見えない
・夕方の西の空に見える金星をよいの明星
 明け方の東の空に見える金星を明けの明星という。
・地球に近いほど大きく見えるが、欠けも大きくなる

火星(外惑星)の見え方

・真夜中身も観察できる。
・満ち欠けするが、欠けは小さい

確認【6】

地球の地軸の傾きを横から見た図の問題です。白夜の求め方は地軸の傾きから角度をもとめて北緯が求まります。南中時刻は日の出と日の入りの時間の間になります。東経は1度あたり南中時間が4分早くなりますね。

確認【9】

月食や日食の問題です。日食は、太陽・月・地球の順に並んでいます、右側(西側)から欠け始めます、西にある地域のほうが早く見えます。月食は、太陽・地球・月の順に並んでいます、左側(東側)から欠け始めます、月が見える地域ではどこからでも同時に見えます。金環日食は月の見かけの大きさが小さくなっている時に見えます。月が地球から遠い時に金環日食になります。公転面が太陽や地球でずれていることから、日食が発生することがあまりありません。。

日食

・太陽、月、地球の順に並んでいる。
・右側(西側)から欠け始める。
・西にある地域の方が早く見える

月食

・太陽、地球、月の順に並んでいる。
・左側(東側)から欠け始める。
・月が見える地域ではどこからでも同時に見える。

確認【11】

満潮・干潮・大潮・小潮の問題です。月の引力によって、満潮・干潮が発生します。満潮干潮は1日にそれぞれ二回ずつおきます。満潮干潮は約6時間ごとにおきます。大潮は満潮と干潮の差が大きいです。これは太陽と月の引力の影響の方向が重なっている時です。月が満月や新月の時です。小潮は満潮と干潮の差が小さい時です。太陽と月の引力の影響の方向が重なっていない時です、月が上弦の月や下弦の月の時です。

潮の満ち干

・満潮、干潮は1日にそれぞれ2回起きます。
・満潮、干潮、は約6時間で起きます。

〜発展編〜

確認問題の解説

確認【13】

日時計の問題です。影の動きを確認します。棒の先端が作る影の動きの角度から計算します。北極星の高度はノーモンの傾きとなります。秋分から春分は影を裏面から計測します。

発展問題の解説

発展【1】

太陽・月・地球の関係を用いて解きます。Bは1分で6度、Cは1分で18度を出して考えます。Cは自転と公転が同じだと、同じ面をBに向けますね。

まとめ

満潮や干潮は知っていても大潮や小潮はなかなか知らないですかね~。北極や南半球もそんなに手軽に行けませんけど、図で書いて、想像しながら解くようにしましょう。

   

最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。

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