サピックス 授業動画 理科5年生 530-06 呼吸と光合成

2022年理科5年

理科の動画「呼吸と光合成」を見ました。

植物の呼吸や光合成ですね、基本的なことは覚えましょう。実験では、条件の違いなどから、結果が変わってきます。このあたりから単なる知識だけではなく、しっかり考えて解いていくことが大事になりますよ、頑張りましょう!!

おかし
おかし

BTB液の色や、ヨウ素液の変化などは、すぐに覚えてしまいましょう!

   

構成

1.デイリーチェック
2.テーマの解説
3.理科の図鑑
4.学習のすすめ

1.デイリーチェック

有胚乳種子と無胚乳種子について確認しましょう。エンドウは子葉が土の中に埋まって発芽します。トウモロコシの種子は有胚乳種子です、胚が無いと発芽しません。カブトムシの胸の部分を確認しましょう。甲虫です。花びらの枚数です、サクラとイチゴはバラ科の植物で5枚になります。アブラナは4枚です、覚えておきましょう。

2.テーマの解説

・呼吸と光合成の仕組み
  理科で呼吸は、人がする呼吸と、細胞に酸素を送り届けてエネルギーを生み出すもの呼吸、です。

・呼吸と光合成のを調べる実験
  光合成を見つける実験を学びます。

ポイント① 光合成の発見

植物はどうやって成長するか? 
 ・土を食べる? → 土の重さの変化を測って土の変化がなかった・・・・
 ・水を食べる? → 食べませんね・・・・

ポイント②ー1 呼吸と光合成のしくみ~光合成の目的~

光合成は、二酸化炭素→酸素、を出します。植物は光合成で炭素を吸い取ります、でんぷん(炭水化物)を生み出します。

光合成
 二酸化炭素 + 水  →  でんぷん + 酸素

葉緑体(理科資料p38)が持つ色素を葉緑素と言います。光が当たると反応します。

ポイント②ー2 呼吸と光合成のしくみ~呼吸の目的~

呼吸は、酸素から二酸化炭素、を出します。エネルギーを生み出しています。

呼吸
 養分(でんぷんなど) + 酸素  →  二酸化炭素 + 水 

細胞がエネルギーを生み出します。

ポイント②ー3 呼吸と光合成のしくみ~いつ、どうやって~

光合成はでんぷんを作ります(主に昼間呼吸はでんぷんを使います(一日中)。昼間は光合成の方が呼吸より圧倒的に多いです。葉に穴が開いています、気孔、といいます。この穴の周りの細胞を、孔辺細胞、といいます。じゃがいもは葉で作った栄養を地下の茎に蓄えたものになります。

ポイント③ー1 呼吸と光合成の実験~光合成に必要なもの~

光合成の実験では、ヨウ素液ででんぷんを調べます青紫色になるとでんぷんがあります。アルミホイルがある(光りなし)と、青紫色にならない、ということは光合成が行われていないということです。葉っぱの色が薄い部分のことを、、と言います。この部分も光合成が行われません。ヨウ素液で色を染める為にいろいろ手順があります。
①1日中暗いところに置く
 →葉の中のでんぷんをなくすためです(なくなる理由は、全身に栄養を運ぶため、呼吸をするため)
②アルミを巻き、日光に当てる
③葉をつみとり、熱湯につける
 →熱湯につけるとやわらかくなり、細胞が壊れて染まりやすくなります。
   ※葉緑体が染まっています(理科資料p42)
④アルコールにつける(アルコールは火気厳禁、火であたためてはいけない)
 →色をぬくため
⑤水で洗う

でんぷんは水に溶けにくいです。糖に変えてでんぷんを運びます。二酸化炭素は石灰水で確認します。
光合成の実験では、袋に光を当てて、袋の中に息を入れて、植物を入れたほうは、石灰水が白く濁りません。植物を入れないほうが、石灰水が白く濁ります。比較実験ですね。
呼吸の実験では、先ほどの袋に光を当てずに実健します。

水草にライトを当てる実験でも、水に息を吹き込んで、水草が酸素を出すことを確認します。光を直接当てずに、光との間に、水槽を挟んで、熱を吸収させます、水草の温度を一定にするためです。
BTB液では、黄色から緑色になっていく変化が分かります。

ポイント③ー2 呼吸と光合成の実験~呼吸量の測定~

三角フラスコの中に発芽しているマメを入れている実験です。マメが呼吸をすると、酸素を吸い二酸化炭素を出します。二酸化炭素は水酸化ナトリウム水溶液に解けます。インクの動きで、二酸化炭素の排出量が分かります。三角フラスコは、中の温度を一定にするために、水槽に入れて実験します。呼吸をすると温度が上がります、温度が上がると、空気が膨張して、インクを押してしまうから、水槽に入れて温度を一定にします

3.理科の図鑑

チューリップです。春の花です。単子葉植物です。根がひげ根、です。球根です、ユリの仲間です。花びらの枚数は3枚で、がくが3まいです。チューリップは花が咲いて種ができますが、球根で育てます。球根だと成長が早いです。ゆり根、など、食べるときによく見てみましょう。花の内側と外側では気温で成長が異なります。夜と昼とで成長が違いますよ。

まとめ

チューリップはゆり根と同じ感じなので、子供達には、ゆり根を食べさせてあげて、身近に学ばせてあげたいですね。
比較実験など、何のために実験しているのか、など考えて問題を解くようにしましょう。

   

最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。

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