理科の動画「呼吸と光合成」を見ました。
植物の呼吸や光合成ですね、基本的なことは覚えましょう。実験では、条件の違いなどから、結果が変わってきます。このあたりから単なる知識だけではなく、しっかり考えて解いていくことが大事になりますよ、頑張りましょう!!
BTB液の色や、ヨウ素液の変化などは、すぐに覚えてしまいましょう!
構成
1.デイリーチェック
2.テーマの解説
3.理科の図鑑
4.学習のすすめ
1.デイリーチェック
有胚乳種子と無胚乳種子について確認しましょう。エンドウは子葉が土の中に埋まって発芽します。トウモロコシの種子は有胚乳種子です、胚が無いと発芽しません。カブトムシの胸の部分を確認しましょう。甲虫です。花びらの枚数です、サクラとイチゴはバラ科の植物で5枚になります。アブラナは4枚です、覚えておきましょう。
2.テーマの解説
・呼吸と光合成の仕組み
理科で呼吸は、人がする呼吸と、細胞に酸素を送り届けてエネルギーを生み出すもの呼吸、です。
・呼吸と光合成のを調べる実験
光合成を見つける実験を学びます。
ポイント① 光合成の発見
植物はどうやって成長するか?
・土を食べる? → 土の重さの変化を測って土の変化がなかった・・・・
・水を食べる? → 食べませんね・・・・
ポイント②ー1 呼吸と光合成のしくみ~光合成の目的~
光合成は、二酸化炭素→酸素、を出します。植物は光合成で炭素を吸い取ります、でんぷん(炭水化物)を生み出します。
光合成
二酸化炭素 + 水 → でんぷん + 酸素
葉緑体(理科資料p38)が持つ色素を葉緑素と言います。光が当たると反応します。
ポイント②ー2 呼吸と光合成のしくみ~呼吸の目的~
呼吸は、酸素から二酸化炭素、を出します。エネルギーを生み出しています。
呼吸
養分(でんぷんなど) + 酸素 → 二酸化炭素 + 水
細胞がエネルギーを生み出します。
ポイント②ー3 呼吸と光合成のしくみ~いつ、どうやって~
光合成はでんぷんを作ります(主に昼間)。呼吸はでんぷんを使います(一日中)。昼間は光合成の方が呼吸より圧倒的に多いです。葉に穴が開いています、気孔、といいます。この穴の周りの細胞を、孔辺細胞、といいます。じゃがいもは葉で作った栄養を地下の茎に蓄えたものになります。
ポイント③ー1 呼吸と光合成の実験~光合成に必要なもの~
光合成の実験では、ヨウ素液ででんぷんを調べます、青紫色になるとでんぷんがあります。アルミホイルがある(光りなし)と、青紫色にならない、ということは光合成が行われていないということです。葉っぱの色が薄い部分のことを、ふ、と言います。この部分も光合成が行われません。ヨウ素液で色を染める為にいろいろ手順があります。
①1日中暗いところに置く
→葉の中のでんぷんをなくすためです(なくなる理由は、全身に栄養を運ぶため、呼吸をするため)
②アルミを巻き、日光に当てる
③葉をつみとり、熱湯につける
→熱湯につけるとやわらかくなり、細胞が壊れて染まりやすくなります。
※葉緑体が染まっています(理科資料p42)
④アルコールにつける(アルコールは火気厳禁、火であたためてはいけない)
→色をぬくため
⑤水で洗う
でんぷんは水に溶けにくいです。糖に変えてでんぷんを運びます。二酸化炭素は石灰水で確認します。
光合成の実験では、袋に光を当てて、袋の中に息を入れて、植物を入れたほうは、石灰水が白く濁りません。植物を入れないほうが、石灰水が白く濁ります。比較実験ですね。
呼吸の実験では、先ほどの袋に光を当てずに実健します。
水草にライトを当てる実験でも、水に息を吹き込んで、水草が酸素を出すことを確認します。光を直接当てずに、光との間に、水槽を挟んで、熱を吸収させます、水草の温度を一定にするためです。
BTB液では、黄色から緑色になっていく変化が分かります。
ポイント③ー2 呼吸と光合成の実験~呼吸量の測定~
三角フラスコの中に発芽しているマメを入れている実験です。マメが呼吸をすると、酸素を吸い二酸化炭素を出します。二酸化炭素は水酸化ナトリウム水溶液に解けます。インクの動きで、二酸化炭素の排出量が分かります。三角フラスコは、中の温度を一定にするために、水槽に入れて実験します。呼吸をすると温度が上がります、温度が上がると、空気が膨張して、インクを押してしまうから、水槽に入れて温度を一定にします。
3.理科の図鑑
チューリップです。春の花です。単子葉植物です。根がひげ根、です。球根です、ユリの仲間です。花びらの枚数は3枚で、がくが3まいです。チューリップは花が咲いて種ができますが、球根で育てます。球根だと成長が早いです。ゆり根、など、食べるときによく見てみましょう。花の内側と外側では気温で成長が異なります。夜と昼とで成長が違いますよ。
まとめ
チューリップはゆり根と同じ感じなので、子供達には、ゆり根を食べさせてあげて、身近に学ばせてあげたいですね。
比較実験など、何のために実験しているのか、など考えて問題を解くようにしましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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