理科の動画「月と太陽」を見ました。
以前にも月や太陽の学習はありました。今回は、おさらい、と、更なる理解、となります。きちんと、自転、公転を理解していないと解けない問題です。覚えること(月の自転/公転周期)なども確認しておきましょう。5年生最後の授業です、先生から最後にコメントも頂けていますよ。
月食や日食は体験してみて、天体を感じてほしいです!
構成
1.コアプラス
2.デイリーチェック
3.テーマの解説
4.理科の図鑑
5.学習のすすめ
1.コアプラス
百葉箱は木を使います、白く塗ります、よろい戸です。板は下向きです。気象衛星ひまわりです、静止衛星です、地球の自転と同じ速度の為、静止しているように見えます、赤道上空36000kmです。ISSは90分で地球を一周します、上空400kmを飛んでいます。偏西風は西から東に吹いています。シベリア気団は高気圧です。冬は陸が冷めやすく海が冷めにくいので、海で上昇気流が発生します、陸から海への北西の季節風が吹きます。梅雨前線はオホーツク海気団と小笠原気団がぶつかって出来ます、暖気と寒気がぶつかって出来ます。猛暑日と熱帯夜です、沖縄県も猛暑日は少ないです。熱帯夜は夜中の最低気温が25度以上の夜を言います。湿度も高いと寝苦しいです、湿度なども併せて、暑さ指数を出しています。台風の風向きは反時計回りに渦を巻いて吸い込まれていきます。最初は北から風が吹いていますが、台風が北上すると西から吹いてくることが分かります。
2.デイリーチェック
1⃣
浮力の問題です。浮いているので、浮力と重さは同じなので、60gです。水に沈む場合も浮力は60gです。油に入れたり食塩水に入れたりしますが、食塩水の場合は72gの浮力が働いています。
2⃣
食塩水が濃くなっても、ボールが浮いているということは、浮力は60gのままです。
3⃣
ツバキとサザンカは常緑樹です。モンシロチョウやアゲハ蝶はさなぎで冬を越します。タンポポはロゼットで冬を越します。
3.テーマの解説
・月の動きのおさらい
→月の満ち欠けをおさらいします。
・太陽の動きのおさらい
→地球の自転公転を考えます。南中高度も学びます。日かげ曲線も学びます。
・日食・月食
→似てますが、異なる事象ですので、しっかりと仕組みを理解しましょう。
ポイント① 月のおさらい
地球の周りをまわる月の確認をします。どこが新月か満月か、を図に書いて確認します。三日月は新月と上弦の月の間の月を言います。下弦の月と新月の間は27日月と言います。それぞれの月の南中する時間を確認します、満月は0時です、新月は12時です。上弦の月は18時ごろ、下弦の月は6時ごろに南中します。
問題です。
①下弦の月が沈むのは□時ごろ
②上弦の月は真夜中に□の方角に見える
③日の入りごろ南西の方角に□が見える
答えです。
①は12時頃です。②は西の方角です、③は三日月です。
月は15日で180°東に見えるので、1日12°東に見えていきます、15日かけて12時間遅くなっているので、48分遅れていることが分かります。三日月にいる人から地球を見ると、どう見えるかも考えます。月から地球を見ると、地球はずっと見えています。月の公転周期と満ち欠けの周期はずれています、これは地球が公転してるからです。
ポイント② 太陽のおさらい~地球の自転~
図で夏と冬の違いを地軸の違いを考えて表してみます。地軸は23.4度傾いています。太陽高度と緯度の関係も図で理解します、苦手な人は動画で確認しておきましょう。太陽高度や昼の長さも図で表せます。夏は日の当たる時間が長いです。夏は東側にある北海道の方が日の出が早いです。日の出と日の入りの真ん中の時間が南中時刻です。日本の標準時は東経135度の明石市です。東京の方が東にあるので、南中時刻が早いです。地球は1日で360度自転するので、1時間で15度動きます。東京と明石で20分の南中時刻が違う場合、その間に5°自転していた、とわかります。
東経135°を基準に、より東にある東京などは、南中時刻も早い。
地球は1日で360°自転するので、1時間で15°回転、つまり、20分で5°動く。
東経140°だったら、20分早く南中する。
忘れたとしても、こういう考え方は身に着けておきたいですね。
ポイント③ 太陽のおさらい~地球の公転~
太陽に傾いている地球の位置が夏至です。1月下旬と同じ太陽高度は、冬至を挟んだ前後なので、11月下旬です。
ポイント④ 太陽のおさらい~透明半球上の動きと影の動き~
冬至の時、東より南側から太陽が出てきます、これは地球の公転からわかります。冬至と夏至の日の影の動きを確認します、夏至は東より北側から日が出てきますので、影が南側に出てきます。これが夏至の特徴です。
ポイント⑤ 日食
地球と月と太陽が一直線に並びます。月は新月です。皆既日食も考えます。太陽は右から欠けて右から戻っていきます。金環日食は太陽の外側が見えます。皆既日食になったり金環日食になるのは、月と地球の距離に関係します。月と地球が近いと皆既日食、月と地球が遠いと、金環日食になります。
ポイント⑥ 月食
月食は、地球の影の中に月が入ります。月が満月の時です。月の公転面は地球に対して5°ズレています。月食はいろいろな地域にいる人が幅広く見ることができます。月食は左から欠けます、月食はまっすぐ欠けます。月食がくっきりと欠けないのは、地球に大気があるからです。青い光が散乱して屈折した赤い光が月に届くので、月食が赤く見えます。
4.理科の図鑑
胞子で増える植物です。シダ植物などです。種子を作らないので花が咲きません。スギナはツクシです。ゼンマイは山菜です、くるくる巻いています、ゼンマイねじという名前の由来になっています。ワラビはわらび餅に使われます。コケ植物は維管束がありません、道管や師管がありません。地衣類は菌類です、コケではありません。藻類は海藻の仲間です。天草は寒天の原料です。海藻はいろいろな色があります、水の中だと水に光が吸収されやすいからです、緑が一番水に吸収されないので、深い海藻は緑だと反射してしまうので、赤色などになっています。海藻と水草の違いです、水草は単子葉植物だったりします。菌類は光合成が出来ません。シイタケなどです、木から栄養を奪って成長します。アオカビはペニシリンのもとになります、抗生物質です。酵母はイーストなどです。
まとめ
5年生最後の動画でした。理科の先生は、最後に5年生の皆さんに向けて、短い時間ですが大変良いお話をしてくれます。とてもいいお言葉でした。
5年生の勉強量は多かったのですが、6年生になっても繰り返し出てきます。
もし、分からなかったら、6年生になってもう一度頑張って覚え直しましょう。
分からなかってもなぜそうなのかをきちんと考えましょう。
そうすれば、理解も新しい発見も出てきます。
次の一年の理科の勉強、頑張りましょう。
本当にそのとおりです、一年間ありがとうございました!
6年生になってもよろしくお願いします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
下記に他の動画解説のページもありますので、紹介させてください。
参考になるとうれしいです。
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